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フランスのコメディ映画5選☆見ておけば会話が盛り上がること間違いなし!

美食の世界にB級グルメがあるように、芸術的なイメージのあるフランス映画にもコメディというジャンルが存在します。フランス人の謎めいた笑いのつぼを探る、とっておきのコメディ映画を独断と偏見でセレクトしてみました!

フランスが世界に誇らない、おバカ映画5選

Les Visiteurs (1993)

12世紀の騎士が20世紀のフランスにタイムスリップして大騒動を巻き起こします。
主人公の中世の騎士、演じるのは、なんと、ジャン・レノ。
ジャン・レノっつーと、ちょいワルでカッコいいイメージがありますよね、レオンとか。
しかーし、この映画ではなんと髪型がタラちゃん・・・(絶句)!!
彼のビジュアルだけで腹筋痛い!
この映画に出てくる「Okey! オッケィ!」「dingueダァァァング!」は真似したくなります。日本でも、「おかしなおかしな訪問者」という大変売れなさそうなタイトルでDVDが発売されております。

Les bronzés font du ski (レ・ブロンゼ/スキーに行く・1979)

フランスのスキー場ではいまだにこの映画のテーマソングがBGMでかかっているとうわさの国民的ギャグ映画。スキー場が舞台だからってさわやかなラブコメとか期待しちゃいけません。出てくるのはお下劣で無神経な人ばかり(苦笑)。チーズフォンデュの中にひもを混入して「チーズが切れない~」といった下等なギャグが満載です。これを見てスキーに行きたくなるフランス人たちの神経を疑います。

Le père Noël est une ordure (サンタさんはクズ野郎・1982)

もぉこれタイトルからしてひどい。レ・ブロンゼと同じLe Splendidという演劇集団の製作した映画なので、出演者もかぶってます。ギャグのエグさもほぼ同じ・・・。みんながハッピーなはずのクリスマスの夜、電話相談所に集まる悲惨な人たちが繰り広げるすったもんだの数々。てゆーか、すったもんだの中で、人、死んでるんですけど・・・。フランスではクリスマスになると毎年のようにテレビ放送されるこの映画。こんなブラックな映画をわざわざクリスマス当日に見たがるなんて、やはり、フランス人たちの神経を疑います。 

La Grande Vadrouille(大進撃・1966)

2008年のヒット作『Bienvenue chez les Ch’tis』に抜かれるまで40年以上にわたりフランスの興行収入第1位、テレビ放送されるたびに高視聴率という、フランス人ならみんな知ってる国民的映画。ナチス占領下のパリに不時着したイギリス兵たち、彼らを助けるフランス人、そして追いかけるナチスのドタバタをコミカルに描きます。
主演のLouis de Funès(ルイ・ド・フュネス)は国民的喜劇役者。ちっちゃくて性格悪いジジイ(失礼)なのに、画面に出てくると目が離せない存在感があります。
『サンタさんはクズ野郎』と違って、ご家族で楽しめる映画です。

L’Aile ou la Cuisse (手羽先かモモ肉か・1976)

これまたLouis de Funès(ルイ・ド・フュネス)主演作品。慈善活動でも知られる Coluche(コリューシュ)とのダブル主演のグルメ(?)コメディ。美食家(フュネス)とその息子(コリューシュ)が、ひどい食品を工場で大量生産する悪徳企業と対決!くっだらないギャグ満載の映画ですが、フランス人の食文化への誇りが見え隠れしておもしろい。たとえ不細工でも、性格が悪くても、美食とワインに詳しい人に対して拍手を惜しまないのがフランス人なのです。

さいごに

フランス映画といえば、ゴダールやロメールに代表される60年代のヌーヴェル・ヴァーグのアーティスティックでオチが意味分からん映画や、「シェルブールの雨傘」、「アメリ」などのオシャレ女子向けな映画を連想される方が多いかと思います。しかし、残念ながら(?)、ごくふつうの(アート系ではない)フランス人と映画の話で盛り上がりたいなら、おバカなコメディ映画こそ必見なのです!
ただし、見終わったあとに「時間を返せ!」等の苦情は一切受け付けません・・・。

投稿者プロフィール

ダリア
ダリア
大阪在住。フランスでワーホリ、語学留学、学部留学、美術館でスタージュ、修士号取得、フランス人とPACSなど様々な経験を経て、2017年日本に完全帰国。得意分野は観光、文化芸術分野。旅と美術館巡りを愛する。現在、フランス語の通訳案内士を目指して勉強中。そんなダリアの日常ブログはこちら

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