グルメ, レシピ
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サボりたい夜だけど一応栄養のあるごはんを・・・ってことで、野菜スープを作ろう!

みなさんこんにちは、朝晩はすっかり冬の気配で、早くもげんなりしているみきてぃです。何を思ったか私の市ではすでにクリスマスの飾りが点灯されており、朝6時過ぎに暗い中家を出るとキラキラしてるのがなんだかイラっと来ます。

さて、そんな寒さにやられてか、普段は料理好きな私ですが最近考えるのすら面倒になっている今日この頃。とはいえ寒い夜は何かあったまるものが食べたいし、家族の食事担当としては美味しさ&栄養バランスのとれたものをやっぱり出すべきかとなけなしの義務感が顔をだすのです。

そんな時におすすめしたいのが野菜スープ!中でもフランスでは一般家庭でなじみのあるポタージュスープです。

ポタージュスープといえば日本ではインスタントのものがメジャーですね。コーンスープやジャガイモのポタージュ、中にはランチ用のカップスープまであって、OL時代には色々助けられていた覚えがあります。

とろとろでおいしいけど、これって家じゃ作れなくない?と当時は思っていました。

ポタージュにはロボが大活躍

3年ほど前、こちらに移り住んできたときに義理のママが調理道具のセットをプレゼントしてくれました。その中に入っていたものの中で一番活躍しているのがハンドミキサー、フランスでは通称「ロボ」です。フランスではどうやらミキサー全般をrobotと呼んでいる模様。

 

robot

我が家のハンドミキサー

鍋に水とお好みの野菜を入れて、野菜が柔らかくなるまで煮込んだらこのロボを鍋に突っ込み攪拌。味付けをしたらあっという間にポタージュスープの完成。簡単!そして野菜が大量に摂れるという、優れものじゃないですか。

引っ越してきた当初、夕方になるとお隣さんの家から「ウィーーーーン」って音が響いてきて、こんな時間に工事?と思っていたんですが、今となってはあれはスープ作りの音だったのだと分かりました。

ウチのは簡易タイプですが、中には容器の中に材料を入れ、スイッチを押すだけでスープが完成するという、かなり便利なタイプも存在するようです。

というわけで、このロボを使ったオススメスープを紹介したいと思います。(分量は目安。おおむね2人分です)

1.ポロネギとジャガイモ

(水500cc、ポロネギ2本、ジャガイモ2個)

人数分になるように鍋に水をはり、さいの目に切ったジャガイモ、ポロネギを投入して柔らかくなるまでゆでます。茹で上がったらミキサーにかけて塩コショウで味付け。ちょっと生クリームを足すとリッチな雰囲気になります。冷やしたらビシソワーズ風です。

2.かぼちゃと栗

(水+牛乳500cc、バター、玉ねぎ1個、カボチャ半分~1個、栗お好み20個くらい?)

かぼちゃのスープが大好きなのですが、そこに栗を足すと甘さがぐっとUP。病みつきになります。

鍋にバターを溶かし、玉ねぎを千切りにして炒めます。そこへ角切りにしたかぼちゃ、皮・渋皮を剥いた生栗を入れ軽く火が通るまで炒めます。材料がひたひたになるくらいに水+牛乳を半々程度に入れ、柔らかくなるまでゆでます。茹で上がったらミキサーにかけて塩コショウで味付け。

かぼちゃの種類はお好みで何でもOKですが、中でも「butternut」という甘みが強いものや「potimaron」というほっくり系のが私は大好きです。

3.番外編、バジルペーストのミネストローネ

(水500cc、好みの野菜色々、バジルペースト(瓶詰)、オリーブオイル)

ミネストローネは日本でも普通にメジャーなスープですよね。これはミキサー使わない、ごろごろ野菜タイプのスープです。イタリアでよくお目にかかるスープなのですが、最近になって現地の味を再現できるようになってきました。秘密は少しだけ入れるバジルペースト!

鍋にオリーブオイルをひき、さいの目に切った好みの野菜を炒めます。火が通ったらベーコンを細かく切って投入。その後野菜がひたひたになるくらいに水を入れ、煮ます。野菜が柔らかくなったらバジルペースト(市販の瓶詰)を大匙1~2投入。塩コショウで味を調えて完成です。

野菜はたくさんの種類を少しずつ、がポイントです。オススメはトマト、ニンジン、玉ねぎ、さやいんげん、白インゲン豆、ズッキーニ、ナス。野菜の種類が少なくても、玉ねぎ、ジャガイモ、ニンジンがあればOKです。

我が家の簡単だけどおいしいスープを紹介してみました。

もう少しまとまった味付けにしたい場合はコンソメキューブなどを少量入れると良いかもしれません。私は素朴系&野菜の味そのものが好みなので塩コショウだけです。そうそう、野菜はマルシェで買う季節の野菜を使うと、化学調味料ナシでもおいしさUPです。

これから冬本格化!ぜひお試しください~!

投稿者プロフィール

みきてぃ
ワーホリ、留学を経て仏人の夫と結婚、2012年からコートダジュールの小さな町に住んでいます。地中海生活という華やかな字面とは裏腹に、夫の同僚からは「君たちじいさんばあさんみたい」と評される質素でローカルな暮らし。食べることに情熱を傾ける私と夫、幼稚園児の息子の3人家族。現在はパリ第1大学・通信課程で学びつつ、近い将来翻訳を仕事にすることを目標に修行中です。
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ワーホリ、留学を経て仏人の夫と結婚、2012年からコートダジュールの小さな町に住んでいます。地中海生活という華やかな字面とは裏腹に、夫の同僚からは「君たちじいさんばあさんみたい」と評される質素でローカルな暮らし。食べることに情熱を傾ける私と夫、幼稚園児の息子の3人家族。現在はパリ第1大学・通信課程で学びつつ、近い将来翻訳を仕事にすることを目標に修行中です。

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