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【フランスで妊娠】高齢妊婦の妊娠生活8:フランス自宅出産(AAD)事情 2(21W-24W)編 

フランスでの自宅出産(accouchement à domicile)事情、前回の続きです!

開業助産師との面談
夫と一緒に予約をした個人開業している助産師の診療室を訪れました。待合室にはアフリカのマスクやらチャクラチャイムがぶら下がっていたりして診療所というよりスピ系ヨガスタジオみたいな雰囲気。笑

助産師さんは50ー60代くらいのおっとりした女性で、リラックスムードで面談がスタート。
なぜ私がAADに興味を持ったのか、フランスでは自宅出産がよく思われていないため実現するのが大変であること、自宅出産を介助する助産師と医療従事者や病院との間の確執について、緊急時の搬送先として私がエコー検査を受けている病院と提携することができたけれど、契約を結ぶのに苦労したことなんかも教えてくれました。

私が日本人と知ると河瀬直美監督の『玄牝 -げんぴん-』のDVDを持ちだし、「この映画にめっちゃ共感してんのよ〜」と言われました。後日この映画を見てみましたが、愛知県にある医療介入なしで自然分娩を行っている吉村医院のドキュメンタリーで、出産に対する濃すぎる思想がちょっと私には合わなかったです。爆 でも、このくらい強い思想がないとここまで徹底した産院を運営できないのかなと思いますが。

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今フランスでは助産師資格を持つプロフェッショナルに自宅出産の介助を止めさせるような動きも出ているようで、自宅出産賛成派の助産師たちは非常に厳しい立場に立たされているのだとか。そもそも自宅出産で万が一何かトラブルがあった場合、介助する助産師さんは保障されていないため大きなリスクを背負いながらAADを引き受けているそうです。

というわけで、彼女なりの条件で確実に医療介入なしで産めそうな妊婦さんしか対応できないと言われました。そりゃそーですね、わかります。私の場合は筋腫らしきものがあると妊娠初期段階でわかっており、それを伝えたら即断られました。爆。

ま、しゃーない。母子の安全を第一に考えると私にとっての良いお産とは病院でのお産になるんだなと気づいた妊娠24Wでした。ちなみに説明+診察代として42€前払いし、のちに保険で全額戻ってきました。

無痛分娩が保険適用になり金銭的な心配なくして自然分娩か無痛分娩かを選べるフランスの出産環境はとっても良いと思いますが、ドイツやオランダ、北欧など他のヨーロッパ諸国に比べると自宅出産率が低いフランス。

地元で他にコンタクトを取った開業助産師さんも「自宅出産は私たちは保険でカバーされないから受け付けてないのよ〜」と言っていたけれど、公式に介助しにくい制度が変わればいいのにと思います。フランスでは多くの女性が無痛分娩を選ぶようだけれど、ネットのフォーラムやブログなどで、自宅出産やなるべく自然な出産を希望する仏人女性の意見も見かけるし、出産は個人的なイベントでもあるので、多様な希望が叶う環境が整っていればいいのになーと今回思いました。

ではまたー

投稿者プロフィール

マカロン
マカロン
ブルゴーニュの小さな町で夫と2才の男の子と一緒に暮らしています。
フリーランスで翻訳業、さらに完全インドア趣味で家にこもりっきりなので血の巡りその他もろもろが気になっている40代。目下、庭のない小さな一軒家探し中。

2 Comments

  1. Seiko says

    初めまして。ふらんぽん読ませていただいてます。最近、ブルゴーニュに移住してきました。田舎の街なので、主人(日本人)のつながりの奥様の友達しかいないし、フランス人の友達も作りたいし。。けどフランス語全くできないし…と、毎日引きこもりのような生活しています。。もしよろしければ、フランスでの生活のお話など聞きたいなとおもいました。よろしくお願いします!

    • マカロン
      マカロン says

      Seikoさん、初めまして。コメントありがとうございます!のちほど個人メッセージ送らさせていただきます〜!

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