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フランスマタニティ事情 私が毎月の定期検診を助産師さんにお願いしたワケ

みなさんこんにちは!
先月長男を出産したみきてぃです。
ドキドキの子育てライフをスタートしました。

フランスでは、妊娠が確定し次第出産まで毎月1度の健診があります。この健診はお医者さん(婦人科医・産婦人科医)か助産師さんの所で受けることができます。大半の人はお医者さんの健診を選ぶようですが、個人的に超オススメするのが助産師さんによる健診です!
というわけで、ちょっと私の経験を振り返ってみたいと思います。

流れ作業感が強かった産婦人科医の健診

どうやら妊娠したぞ!ということで、近所で評判も良かった私立の産婦人科医に予約。当日は待ち時間も少なくスムーズにお医者さんと対面し、早速エコーで赤ちゃんを確認です。

「あ~妊娠してますね。おめでとうございます。ほら、ダンスしてるの見える?」

と嬉しい雰囲気だったのもつかの間、書類の束を渡され
「じゃ、あとは受付の方から詳しく聞いて」、と賞味10分で退室。

え、これだけ??

受付の方に今月中に受ける検査の処方箋を渡され、出産までの毎月の健診予約を入れ、お会計。あれよあれよという間に、気づいたらクリニックの外に出ていた・・・という感じでした。

生活リズムとか、勤務環境とか聞かないの?気を付けることとか教えてくれないの?質問ないかとか聞いてくれないの???と疑問の嵐。

「なんか・・・全然意味わかんなかったんだけど」と夫に言うと
「僕も」

との回答。

いや、だって、妊娠だよ?中に人間一人いるんだよ?しかも初回の健診だよ?もっと色々、話し合うことあるでしょう!?!?
余りにあっさりしていたお医者さんの対応に不信感が募ってしまったのでした。
(※このお医者さんがハズレだっただけで、通常はもっとちゃんとしていることを願いますが・・・!)

お医者さんとは180度違った助産師さん(sage-femme)の健診

不満の残った初めての妊娠健診。このまま続けるのはなんだか納得がいかない!ということで、調べてみると「助産師さんの所での健診も可能」ということが発覚。
早速近くの助産師さんのキャビネ(診療所)に予約を入れ、翌月の健診はそこへ。

赤ちゃんに関する健診の他、生活や仕事、食事で気を付けることや、これから出産までの一連の検査や両親学級について、産院の選び方についてetc etc・・・これまで夫婦で感じていた疑問をぜーんぶ聞くことができました。

健診後、キャビネを出て、ふと時計を見ると一時間半が経過!
お医者さんの所とはえらい違いです。

カウンセリング効果も!

助産師さんたちは、「医者」ではないものの、妊娠・出産に関してはスペシャリスト。それに加えて、妊婦さんや新米ママに寄り添い、ゆっくり声を聞く訓練を学生時代から行っているそうです

初めての経験、そして夫婦の片方(私)は外国人という環境でもあるため、妊娠生活は夫婦ともにとことん説明してもらってなんでも納得して進めたいという夫婦の希望もあり、毎月の定期健診は助産師さんの所にお願いすることにしました。

私たちにとっては、バタバタした日常の中、夫婦と・産師さんの3人でゆっくり赤ちゃんのことを考えた月に一度、1時間の健診。
将来の両親として私たちの気持ちに寄り添ってもらえ、そのおかげで少しずつ心の準備ができていったように思います。

この辺りが、診察だけを行う医者さんと大きく違う点です。

特に、赤ちゃんを身ごもるわけではない夫は、「妻の付き添い」ではなく「将来のパパ」として助産師さんとたくさん話ができたことが大きかったと話しています。

また、定期健診に加え、両親学級、出産後の自宅訪問、そして会陰リハビリに至るまでずっと同じ助産師さんにお願いできる点も、長期的に見て安心感を得られるという意味でマル。

唯一の弱点といえば

そんな良い所だらけの助産師さんの検診ですが、一つだけ弱点が。

それは、彼女たちはあくまで「医者ではない」ということ。

少しでもお医者さんの見解が必要なケースは、助産師さんの検診を受けることができません。私は7か月目の検診で妊娠糖尿病であることがわかり、今後は産婦人科医にかかるように言われ、いつもの助産師さんの所に通うことができなくなってしまいました。

また、エコー設備もないため、エコーを取る時は毎回別の産婦人科医の所に通っていました。

これを面倒と思う人もいるかもしれませんね。
でも私たちにとっては

「マタニティライフに寄り添ってもらうのは助産師さん、本格検査で時々お医者さん」

というスタイルがぴったりでした。

 

人生で何度もない妊娠・出産というイベント。外国生活であっても、いや、むしろ外国暮らしで不便なことをたくさん受け入れざるを得ない身分だからこそ、大事なイベントはとことん納得のいく形にしたい!と思い決めた私の選択。

実体験からとても良いものだと感じたので、もし同じ気持ちの方がいれば、助産師さん、オススメですよ!

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投稿者プロフィール

みきてぃ
みきてぃ
ワーホリ、留学を経て仏人の夫と結婚、2012年からコートダジュールの小さな町に住んでいます。地中海生活という華やかな字面とは裏腹に、夫の同僚からは「君たちじいさんばあさんみたい」と評される質素でローカルな暮らし。食べることに情熱を傾ける私と夫、猫一匹の3人家族。現在は近くの村のパン屋さんで働きつつ、近い将来翻訳を仕事にすることを目標に修行中。自己満足を追求し楽しく生活する中でのあれこれをつづってみたいと思います。

4 Comments

  1. あさり says

    わぁ、おめでとうございます!
    男の子ワンパクそうですね(^_^)

    私も助産師さんのこと知らず、ずっと産婦人科に行ってて、両親学級の時に助産師さんのとこに初めて行った時
    「なぜここでお世話にならなかったんだ、私」と後悔したことを覚えています。
    妊婦さんによりそってくれる感じがいいですよね。

    みきてぃさんにお聞きしたいのですが、お仕事はどうしました? いつから産休とりました?

    • みきてぃ
      みきてぃ says

      あさりさん、コメントありがとうございます!嬉しいです~!
      今日もこなき爺の顔で騒ぐ息子と格闘してますよ~!

      そうそう、出産した病院でもたくさんの助産師さんのお世話になりましたが、もうみなさん優しくて、でも仕事はプロで・・・
      フランスでは仕事にはやる気ない人ばっかりってイメージを思いっきり覆されました。尊敬!

      ご質問の件、現在産休中です。10週間の産休のあと、6か月の育休を取って、来年に復帰の予定です。
      とはいいつつ、肉体労働だし朝早いし・・・でうまくいくか心配も多いんですけどね。
      職場の人は産休育休など取ることは歓迎してくれたので気持ち的には楽でした。って法定のものだから歓迎されなくても取る権利があるんですけど。笑
      実際休暇を取ってみた感想や、制度の詳細についても記事にしたいなと思っています。

      あさりさんも便利な制度などご存知でしたらぜひ教えてください!

  2. あさり says

    6ヶ月の育休とは羨ましい。。。
    私が働いてたパン屋は私とパトロンヌの2人しか売り子いなかったので、産休しか取れませんでした。。
    というか育休とは考えてなかった。。。。
    今はそこから全く違う県に引っ越して、娘が8ヶ月になるまでは失業してました。笑

    朝早いとヌヌ見つかるか心配ですね。
    赤ちゃんすぐ大きくなるので、子育て楽しんでください(^_^)

    制度の詳細楽しみに待ってます〜

    • みきてぃ
      みきてぃ says

      10週間で復帰とは・・・!!!
      あさりさんとこのベベが親思いのいい子だったってことですよ!
      私はまだ6週間ですが、この怪獣を抱えて、来月職場復帰できる気がしません・・・(^^;

      しかもその後失業をはさみつつもお仕事見つけてるなんて、すごいです。
      あさりさんきっとデキる女性&ママなんだろうなぁと想像!!

      いろーんな人から生まれたての今の時期を楽しんで!と言われます。
      泣かれようが寝不足だろうが、今しかない貴重な時期、楽しんでいこうと思います!

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