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フランス滞在許可証(10年カード)取得までの道のり~2017年みきてぃ編①~

みなさんこんにちは。

さて、今週も、在仏で頑張る日本人の皆さん同様、行ってきましたよ~!

県庁!!

8月に申請していた滞在許可証がこの11月上旬、出来上がったというので取りに行ってきたのです。この一年、滞在許可証にまつわる法律が変わったとかで、色々とごたごたしている印象ですね。

<滞在許可証にまつわる記事はこちら>
フランス長期滞在許可証の有効年数が変わった!?
Formations civiques 体験談 10年滞在許可証をゲットするために
フランス滞在許可証(10年カード)取得までの道のり
OFII(移民局)で滞在許可証を取得しました!
今年もやってきました!滞在許可証更新2017
滞在許可証2年・10年申請時に必要な書類 

今回出された滞在許可の年数を確認してみると・・・

念願の10年!

嬉しさより、これからしばらく面倒な申請から解放されることにほっとしたというのが正直なところ。一筋縄にはいかないお役所手続き。常にドキドキと戸惑いがつきものです。私の経験もだれかのお役に立てればと思い、手続きの流れをまとめてみました。

※2017年、ニース県庁に申請した私の例です。一人一人の滞在歴や居住地によって異なると思うので、正しい情報は必ず管轄の役所にご確認ください!

申請の流れ

8月中旬 書類提出のため夫・赤子と共に県庁に出向く(当時所有のカードの有効期限は8月末まででした)
9月上旬 在住市の警察署より面談の召喚状が届く
9月下旬 警察署にて面談
11月中旬 県庁よりSMSにて許可証が出来上がっている旨連絡

例年通り、気合を入れて申請です。いつもは午前中の営業時間までに窓口に到着していれば全員受け付けてくれるスタイルだったのに、今年からは先着60名までに。そして、なんだかめっちゃ混んでました。

提出した書類

県庁サイトから必要書類リストを印刷し、それに沿って準備をしました。すべて、原本&コピー持参です。

  • パスポート
  • 有効期限内の滞在許可証
  • 配偶者のフランス国籍を証明するもの(Carte nationale d’identité)
  • 3か月以内に発行された公共料金の請求書
  • 証明写真3枚
  • 婚姻証明書(copie intégrale d’acte de mariage)
  • 共同生活を送っている証明書類
  • OFIIから発行された書類全て(私は最初に学生として入国した際のシール式滞在許可証を提出。語学証明として語学学校のディプロムも提出)

共同生活を送っている旨の証明書類は、夫婦連盟の書類などを持っていきました。

  • 家族手帳
  • EDF請求書(1年分)
  • 共同名義銀行口座(1年分)
  • インターネット請求書(1年分)
  • ミュチュエルのカード
  • 税金関係書類(収入報告・所得税・住民税を3年分)
  • 息子の出生証明
  • CAFの家族情報ページ
  • 雇用契約書・給与明細
  • 健保発行の妊娠健診カレンダー

去年の更新の時も似たようなものを持って行ったのですが、その時は一年更新。「もういい!あなたやりすぎ!」って言われて全ては受け取ってもらえませんでした。今年は、妊娠健診カレンダーのような、あんまり関係なさそうな書類も「あればあるだけ良い」と言われ、全て受け取ってもらえました。

結婚してから3年が経過したところでの更新となったため、次は10年カードが発行されるはずとのこと。普段より出来上がりまでに時間がかかるとのことで、6か月のレセピセを出され、指紋を取ってこの日は終了でした。

朝7時に到着して並び、赤子連れだからと優先ですっ飛ばしてもらったにもかかわらず、県庁を出たのは11時。長い~!

噂の市民講座とやらは!?

私はOFIIの市民講座や語学力テストを受けたことがありません。
ということは今年の申請で受けなきゃいけないの?ゼロ歳児がいるのに急に呼び出されるのは困るぞー!

県庁の窓口のお兄さんによると「学生だったから、免除になります」。

え、そうなの?助かる!

私は2012年に学生ビザで入国、2014年に配偶者ステータスに切り替えをしています。でも県庁のこと。人によって言うことが違うのが常。良い情報であってもそうすんなりとは信じませんよ~。というわけで、半信半疑。

窓口のお兄さんの言うことは本当だった・・・!

結局、市民講座には呼び出されず、在住市の警察から面談の呼び出しがかかる形になりました。

さて次の記事では警察署での面談の様子をお伝えしたいと思います!

投稿者プロフィール

みきてぃ
ワーホリ、留学を経て仏人の夫と結婚、2012年からコートダジュールの小さな町に住んでいます。地中海生活という華やかな字面とは裏腹に、夫の同僚からは「君たちじいさんばあさんみたい」と評される質素でローカルな暮らし。食べることに情熱を傾ける私と夫、幼稚園児の息子の3人家族。現在はパリ第1大学・通信課程で学びつつ、近い将来翻訳を仕事にすることを目標に修行中です。

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