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ひとりポツンにならない!フェットを楽しむ極意・前編

フランス人とのフェット(パーティ、飲み会)に誘われて、え、どうしよ、私フランス語しゃべれないし。人見知りだしと、おどおど・ビクビク参加したものの全身から「私に話しかけないでオーラ」を発し、後になって「誰ともしゃべれなかった・・・」って凹んでる人、
あれ、なんなんですかね?それならいっそ、断ればいいのに。

断れないなら楽しもうよという提案

いきなり辛口に切ってしまいましたが、お元気ですか?
フェット大好きなダリアです、こんにちは。

みんなで美味しいもの食べて飲んで、どうでもいいおしゃべりして、フェット楽しいよなフランス万歳☆と思っているダリアですが、どうやらフランス在住日本人女子の多くが「フランス人の会話に入れなくて、いつも1人ポツン・・・」「フランス人夫(彼氏)の家族や親戚、同僚と何をしゃべっていいのやら」そんな思いをしているうちに「フェットが苦痛」になっているようなのです!こりゃいかん!
そこで、フェットをそこそこ楽しく過ごすコツを、どどんと2回に分けてお届けします。

すでにメンタルが違うんじゃない?

よく聞くのが、「フランス人とはノリが違うからフェットが楽しくない」って話。でもね、フェットが楽しくないっておっしゃいますが、フェットってみんなで楽しむもの。あなたを楽しませるために開催されてるわけじゃないし。自ら積極的に、楽しもう!さらに周りの人に楽しんでもらおう!って気持ちが大切です。
行く前からすでにどよーんと陰気臭い顔してるなら、まずはそこから改善!改善!!

準備編1:会話の「フック」を用意せよ!

フェットを楽しむコツ準備編。まずは「何を着ていこう?!」ってところから始まります。フランス人はちょっとしたオシャレを見つけて褒めてくれるから、例えば和テイストのアクセサリーとか、会話のきっかけを作ってくれそうなものを仕込んでおく

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すでにテーマが決まってる仮装パーティも楽しい。
これは友人の誕生日会、テーマは『蛍光色』。
ダリア(右)は蛍光ピンクの網タイツとファーで参加。

次に手土産や、持ち寄りする料理。これも「以前にアンジェに住んでいたからロワールのワインを買ってきた」とか「イタリア人の友人に教えてもらったティラミスのレシピで作ってみた」とか、ちょっとしたエピソードを語れるようなものを用意していく。

あと、時間があれば参加メンバーについて予習しておくのも良いです。
フェイスブックのイベント機能だと参加者が事前に分かるので、軽くネットストーキング(笑)しておくと、本人に会った時、「プロフ写真が黒猫だからどんな人かなって思ってたのよーうちも黒猫飼ってるからさー」「もしかしてアイルランドを旅行したひと?フェイスブックで写真見たよ」なんてアプローチで、相手から会話を引き出すことも可能です。

ちなみに私が初めて彼氏の実家のクリスマスに呼ばれた時は、事前にご両親だけでなく参加する親戚一同の名前を教えてもらって、さらに写真も見せてもらってアウェー感を軽減させて臨みました。

めんどくさいですか?
私はこういうの、イタズラを企むようなワクワク感があってけっこう好きです。
仕込んだフックが全部使えなかったとしても、自分が「準備すること」を楽しめたらそれでいいじゃない?テンションアゲて行こー!

準備編2:酒は飲んでも飲まれるな~自己管理は大切

疲れてる時ってフランス語を聞くのもしゃべるのも苦痛。フェットは夜遅くなることが多いので、当日は昼寝をするなど体調管理をこころがけましょう。

フランスの場合、日本の飲み会と違って、べろべろに酔っ払うのはNG。

しかしフェットの開始時間はたいてい20時と遅く、さらに参加者が誰か大幅に遅刻したり、主催者側の段取りが悪くてなかなかフェットが始まらないことがあります。

ここで注意!すきっ腹で乾杯すると、一気にアルコールが回っちゃいます。酔っ払い防止に出発前にヨーグルトなど軽くお腹に入れておくといいかもしれません。

あと、主催者に「のど渇いたから水ちょうだい」って頼んで、みんなそろって乾杯する前に水分を取っておくのも良いです。日本でこれやるとちょっと失礼だけど、フランスなら全然平気。

準備編の最後に、大切なことをひとつ。
帰りの足は確保しておきましょう。そんなに親しくない間柄の人たちとのフェットだったら、私なら、絶対に1人で自宅に帰れる範囲でなきゃ参加しません。誰かに送ってもらう(ことになっている)なんて当てになりませんからね。
「つまんなかったら、帰ればいいや」これっくらいのゆるい気持ちで、気楽に行きましょう。

・・・次回、実践編に続く>>>

投稿者プロフィール

ダリア
フランス語・英語通訳案内士。
合計7年間のフランス滞在で、ワーホリ、語学留学、学部留学、美術館でスタージュ、修士号取得、フランス人とPACSなど様々な経験をする。2017年日本に完全帰国し、大阪市在住。得意分野は観光、文化芸術分野。旅と美術館巡りを愛する。そんなダリアの日常ブログはこちら

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