みなさま、ボンジュール。
義親の孫フィーバーがじわじわしんどいマカロンです。
前回遊びに来た時、いきなりテレビ持参でやってきてサプライズでプレゼントしてくれたんですが(我が家にはテレビがなかった)、つい先日再び我が家に遊びにきた時、自分たちめっちゃテレビ観てる!我が家が義親仕様に少〜しずつ染められていってます。汗
そんなラブリ〜な義親と孫(私の息子)の将来の職業の話になったとき、意外なことを知りました。私たちはみな天職がある!?ようです。
運命はある!天職に就いた義父のアンビリバボ〜!
我ながら安っぽい小見出しタイトルを思いついてしまいましたが、それはさておき、孫(私の息子)が無邪気に遊ぶ姿を微笑ましく見守りながら、「大きくなったらどんな仕事に就くんだろうね〜」なんて話になりました。
そこで義父が「孫の誕生日の守護聖人って誰?」と聞いてきました。
さらに、「自分は税関吏やってたけどこれは天職だったんだな〜」と言うのです。
私「どゆことですか?」
義父「自分の誕生日の守護聖人はSaint Matthieu。この人、収税官吏の職についてたんだよ〜」
私&旦那「運命ってあるんだ〜!!!」
義父一家は代々続く農家で彼以外の5人兄弟は全員農業やってます。義父だけなぜか全く違う職業に就いたのです。Saint Matthieuのウィキページには、イエスの弟子になる前は収税人をやっていて、守護対象が税理士と銀行員と書いてあります。偶然?運命?それにしても驚きの一致です。
守護聖人とアトリビュー
守護聖人(le saint patron)とはキリスト教の信仰の1つで、各聖人にはそれぞれ守護する職業や活動、国、場所があるといわれています。
キリスト教のカレンダーでは 毎日365日、その日にゆかりのある聖人が定められているので、自分の誕生日の聖人=守護聖人となるわけです。
各聖人が守護するものを知る1つの手だてはloc-envelのこの記事に詳しくあるように、アトリビュー(attribut)に注目することです。
例えば前述のSaint Matthieuさんの絵にはよく帳簿らしきものが一緒に描かれています。
ちなみに私の守護聖人はKevinさん。この人はたいてい動物や自然と一緒に描かれています。特徴を調べると自然や動物を愛する人だったようです。そしてwikiページでアトリビューを見ると「ツグミ(merle)」、さらにSaint patronには同じくツグミ、そしてアイルランドの地名が書かれています。
(なかば強引に)天職を読み解く。
ツグミってピンポイントで指定されてますが職業的にはよくわかりませんね。ま、天職はここから派生させて自分なりに解釈していいと思います。あーじゃ私の天職は獣医さんかな?とか動物愛護団体かな?とか。
ま、どっちにしても私はKevin様が示される天職(?)には就いてませんが、結婚を機に自然にもりもり囲まれた所に住むことになりました。ええ〜、ひょっとしてこれはKevin様のお導き!?って我ながら強引なこじつけですね。飲み屋でのネタみたくなってしまいました。
ちなみに、妊娠当時パリの教会(Saint-Eustache)で見たステンドグラス。
Saint Antoineとその足元にはブタさんがいますね。
Antoineは息子の名前の候補だったので、冗談半分で夫と「Antoineだったら将来肉屋になって一生食べ物には困らなくていいかもね〜」なんて話しました。
いやーほんと、飲み屋ネタっぽいな〜。
というわけで、最後に我が家を自分たち色に改造中の義親へ告ぐ。こうして1つふらんぽんに書くネタができたんで今回に限っては許す。って、義親はふらんぽん見てないけどね〜。
みなさまもぜひ飲み屋でのネタ用にここで守護聖人を調べてみてください!
ではまた〜!
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投稿者プロフィール

- ブルゴーニュの小さな町で夫と4才の男の子と一緒に暮らしています。フリーランスで翻訳業。ベランダ菜園始めました😊
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