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滞在許可証2年・10年申請時に必要な書類 

ふらんぽねーずのみなさん、ボンジュール!

今年も残すところ2ヶ月をきりましたね。11月に入って気温は一気に下がり、街もクリスマスっぽくなってきました。

さて、今年9月の滞在許可証更新時に県庁からOFIIで受けた Le  contrat d’Intégration Républicaine ( 以下CIR)の修了書があれば1年更新が2年で申請できるという説明を受けました。

その時の記事はこちら。

そこで今回は私のように在仏数年経ってからこちらのCIRを受講する流れについてお話していきます。

CIRの申し込みはどうする?

恐らくお住まいの地域によって違うと思いますが、私の住んでいる地域のOFIIに問い合わせたところ、申請者自身から申し込みは出来ず、県庁からOFIIへ連絡が行ってから召喚状が届くという説明を受けました。そこで県庁に直接出向きその旨を伝えたところ、後日OFIIから連絡がくるので待つように言われました。

が、待てど暮らせど連絡が来ない....こんな時は手紙を書くに限ります!OFII宛に県庁から聞いた話の経緯を書き、いつCIRを受講できるのかを早く知りたい!ということを強く訴えました。すると1週間後に召喚状が到着!手紙の効力絶大!

CIRの講座を受ける前の手続き

というか、簡単なフランス語の筆記と口答テストが半日の日程で行われます。筆記テストはフランス語A1とA2の間くらいのレベルでA1のレベルに達していればオッケーということで語学の修了書?みたいなのを当日もらえます。こちらはもしそのレベルに達していなければその場でOFII指定の語学学校へ行くように手続きをされます。もちろん無料。口答面接も、簡単な質問に答えられるかをチェックされるだけで、例えば名前のスペルをいうとか、住所、電話番号、日本での経歴などを聞かれました。

その後、CIRに同意する書類にサインします。こちらは今日のテストの他、2日間の研修を必ず受講し、フランスに住むにあたりフランスでのいろんな事を理解し尊重することに同意しますというような内容の書類です。あと、10年ビザを申請するには最低フランス語レベルA2が必要との記述もありました。

こちら上記2つの書類は次回滞在許可証申請時に県庁に提出する大切な書類ですので、紛失しないようにしましょう!

2日間の研修の召喚状を受取る

フランス語のテスト、CIRの書類にサインをした当日に後日受ける2日間の研修の召喚状をその場で受取ります。こちらはもちろん必ず受講しなければいけませんが、万が一病気や仕事の都合などでどうしても指定日に受講できない場合は受講日の48時間前までに封書でその旨を伝えれば、別の日に変更可能だそうです。

いかがでしたか?
私のようにフランスにはじめて来た時が長期滞在ビザでその後、
配偶者ビザに切り替えた方は遅かれ早かれこちらのCIRを受講し、
修了書を受取らなければ2年申請はもちろん10年のビザ申請もできません。

昔はすぐ10年もらえてたよって話も聞きますが、現在ではこのようにシステムが変わっていますのでぜひ参考にしてください!

投稿者プロフィール

Rody
仕事のため日本に住んでいた現在のパートナーと出会い、1年半の遠距離を経て2014年渡仏。パートナーとは6年間のPACS期間を経て2020年に結婚。2年間大学付属の語学学校でフランス語を勉強したのち2016年に長女、2018年5月に次女を出産。現在フランスでの2歳差育児に奮闘中。趣味はロッククライミング、生花、茶道。プライベートでは、在仏日本女子のためのアロマ&カラーアートナビゲーターとしてSAKURA BLANCを立ち上げる。
ブログはこちら⇨ https://profile.ameba.jp/ameba/sakurablanc/
インスタはこちら⇨ https://www.instagram.com/sakurablanc.fr/

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