みなさま、ボンジュール!
コロナで外出禁止が続いておりますが、ストレス溜まってないでしょうか?1日も早くウィルス拡大が終息してくれることを願うばかりです…
本日はフランスで不動産を購入するステップについて、実体験をもとに解説します。不動産購入のステップに関してはこちらのサイトを参考にしました。
物件探しについてはこちら↓もチェックしてください!
物件見学から決断まで
さてこの度ちーゆー(パリ郊外在住)はめでたく家を購入することになったのですが、仮契約まではなんともスピーディにことが進みました。
ある家を見学して、夫婦ともに『この家だ!』と即決。落ち着きのない夫婦です、汗。アパートと違い一軒家というのは条件や状態がマッチするものが少ないので、これだと思ったら迷いは禁物です。(パリ近郊の話です)
そして見学後の帰り道、この家を見せてくれたagence(不動産屋)に金額交渉をしました。この時点で私たちに優先順位があるので、他にこの家を見たい人がいても、見にくることはできないそうです。なんとなく、ほっ。(パリなどの大都市では状況が違うようですが…)
仮契約と公証人
売主・買主ともに納得の金額に達したところで仮契約(compromis de vente)を結びました。
家見学からCompromis de venteにサインをするまで約2週間かからなかったと思います。私たちの場合は今住んでいる街内での引越しだったので、自動的にこの街の公証人(notaire)にお願いしました。ちなみにわが街に公証人は1人しかいないので、選べなかったという方が正しいかもしれません…実際は選べるそうなんですが、結婚の時にもお世話になったことのある公証人だったので特にこの人でいいかなと思いました。
Compromisへのサインは基本的に公証人の事務所で行う様ですが、私が利用した不動産屋ではsignature électroniqueという便利なシステムを利用できました。これを使えば不動産屋で一通りの説明を受け、その場で送られてくるメールのリンクをクリックし、不動産屋側の電子書類に署名して終わりという流れでした。
この時にDossier des diagnostics techniques という技術上の診断書類やその他の書類をいただきました。
この時に購入額の5%を頭金として支払いました。お金は絶対にある程度ためておいた方がいいよね、ってここで痛感…
ローンを組むための銀行探し
それからがまー大変。なぜかというとローンを組むために銀行を探しまくりましたからね。金利が高くなく、ローンを組む手続きもそこそこスピーディに行ってくれるところが希望でした。
一応いくつかの銀行にローンについてのシミュレーションを出してもらい、同時進行でローンの話を進めました。結局一番連絡が取りやすく、スピーディに対応してくれた銀行に決めました。
審査が終わりローンが組めると確定するまでは、うちの夫夜もなかなか眠れなかったようです。確かに、すごいプレッシャーですよね。
Courtierの存在
こういう時に忘れてならないCourtier(コゥティエ)の存在。日本語で言うならファイナンシャルアドバイザーに近いかなと思います。有料で金利が有利な銀行を探してくれる彼ら。実は私たちもこのコゥティエの知人がいたので相談しました。が、彼は管轄がパリで、私たちが利用する銀行(すでに口座を開いていた銀行)は住んでいる街の銀行だったために、彼を通して銀行を探すことができませんでした。
つまりコゥティエは地理的な条件があるため、相談する場合は地理的に当てはまるかどうか確認したほうがいいです。銀行が決まってない場合は割と自由が効くかもしれませんが、念のために確認することをおすすめします。
今回はここまでで、後編へ続きます!
ではまたー!
投稿者プロフィール

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ふらんぽんWeb担当。
日本で仏人夫と知り合い、縁のなかったフランスの地で暮らすことに。
2年間の語学学校を経て、フランスの職業訓練学校CNAMでDéveloppeur de site webの資格を取得。2017年には娘を出産し、子育てにも奮闘しています。ママ友大募集中です。趣味はおいしい物を食べること、カフェ巡り。2019年よりフランス国内の中小企業やフリーランスの方を対象にウェブ制作サービスを始めました。詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
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