みなさまこんにちは。年が明けて早4月も半ば。時が経つのは本当に早いものですね。
いきなりですが、AZERTY(アゼルティ)配列のキーボードってご存知ですか?私はフランスに来るまでこんなキーボードが存在することすら知らなかったのですが。。。
何を隠そうフランス(とベルギー)ではキーボードはAZERTY配列が基本です。その名前の由来はどこから来たのか?キーボードの文字列の一番左上の並びが『A』『Z』『E』『R』『T』『Y』なんですよね。
それに対して日本やアメリカ・カナダで一般的に使われているキーボードはQWERTY(クウェルティ)配列。
本日はそんなフランス語版キーボードのめんどくさいアクサンや特殊文字の入力方法などをこっそり教えちゃいます。
AZERTYってなに?
19世紀の初頭にQWERTY配列の変化型として発売されました。その起源は謎のままですが、AZERTY配列がフランスでは普及してしまったようです。
しかしフランス人にとってもこのキーボードは使いにくいらしく、2016年あたりから新規格で作る計画があるようです。WindowsとMacでも特殊文字の位置などは配列は違うようですが、これから新しい規格となると浸透するのに時間がかりますよね。現状ではメーカーごとに特殊文字やアクサンつきの文字の配置が違ったりするようなので、その辺の統一化も図っていただきたいところです。
特殊文字入力の対策法
アクサンがついた文字をさらに大文字にしたい場合にはこれまた一苦労です。ぶっちゃけ私もどこに何があるのか全部は知りません、汗。
一番簡単な対策方法はコピペです。一番プロフェッショナルじゃないやり方だけど、一番手っ取り早いのも事実、笑。下の一覧表を必要に応じてコピペしてください。
A : À Â Æ Á Ä à â æ á ä
I : Î Ï Ì Í î ï ì í
U : Û Ù Ü Ú û ù ü ú
E : É È Ê Ë é è ê ë e
O : Ô Œ Ö Ò Ó ô œ ö ò ó
C : Ç ç
次に裏技。Shiftキーを押しながら色々な文字を押してみると、思ってもないところに思ってもない文字が隠れているかもしれません。
裏技2はAltキーを押しながら同じく色々押してみるとさらに隠された文字が出てきます。
そして裏技3は、Shift + Alt +任意のキーを押すとまたまた隠された文字が出てきます。ひとまず探してみる場合には試してみるといいかもしれません。
ちなみにこちらの記事によると、新しいMacだとShift+任意のキー(例えばaなど)を長押しするとアクサンつきや特殊文字の大文字の選択肢が現れるとのこと。(ÀÂÆÁÄなど)※長押しする時の文字入力設定はフランス語を選んでおくこと。小文字の場合はアクサンをつけたい文字を長押しするだけで選択肢が現れます。
ちーゆーが使っている2017年製のMac book Pro ではしっかり出ました!この裏技知らんかったわ〜しかし画期的。もうちょい早く調べておけばよかった。こういうユーザー目線の商品をもっと作り出して欲しいものです。
いかがでしたか?フランス語でCVなどを書く際に参考にしていただければ嬉しいです。他にもフランス語入力やフランス版キーボードでの日本語入力について苦労していることなどあればコメント欄で教えてください。できる限り調べます!
投稿者プロフィール
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ふらんぽんWeb担当。
日本で仏人夫と知り合い、縁のなかったフランスの地で暮らすことに。
2年間の語学学校を経て、フランスの職業訓練学校CNAMでDéveloppeur de site webの資格を取得。2017年には娘を出産し、子育てにも奮闘しています。ママ友大募集中です。趣味はおいしい物を食べること、カフェ巡り。2019年よりフランス国内の中小企業やフリーランスの方を対象にウェブ制作サービスを始めました。詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
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