日仏カップルとしてフランスに滞在していると、当然の結果というか、近くに住む同じく日仏カップルと知り合うことが多くなり、みんなでご飯でも、と集まると日本人女子数名&フランス人男子同数、というグループが出来上がります。
そこで男子たちが良く盛り上がるのが日本ネタ!
あそこへ行って楽しかったとか、どこの景色が素晴らしかったとか、あの料理には困ったとか。
そんな彼らがこよなく愛すのが「日本のソース」 😀
「色んな小皿にちょっとずつ入ってて、この野菜にはこのソース、このお肉にはこのソースってちょんちょんってつける感じがかわいいよね~」だそう。
日本にいた時はそういうもんだとしか思っていなかったのですが、フランスに来て日本がソース大国であったことに気づきました。
調理に使うだけじゃなく、テーブルに並べるものにしても、醤油、ポン酢、柚子コショウ、ソースじゃないけど、七味や塩、はたまたケチャップ、マヨネーズなど、料理に応じて結構な種類になりますよね。
焼肉のたれとかステーキソースも「おろしだれ」とか言っちゃったりして美味しいのがあったり 😳
それらの類のソースたち、アジア食材やさんで手に入らないことも無いのですが、種類が限られてくる上に高い!
カレールーが1パック6ユーロだったりするので、その他の日本製品の価格も推して知るべしです。
というわけで、できる限り自家製にモードチェンジしつつある今日この頃。今回は私が好んで作っているお肉用ソースをご紹介します。
材料
にんにく・・・1~2かけ(お好みで)
エシャロット・・・2個(お好みで。玉ねぎ、赤玉ねぎでの代用も可)
オリーブオイル 1
料理酒 (みりんでも可)1
お酢 1
醤油 2
黒こしょう 少々
写真には、黒こしょうを入れ忘れました・・・。
日本では浅葱の根を膨らましたような野菜をエシャロットと呼ぶことがあるようですが、フランスではそれではなく、上の写真の茶色くて細長い玉ねぎみたいなやつを指します。お好みで、玉ねぎでもOKです。
1.ニンニク、エシャロットをスライスする
私は今回はニンニクひとかけとエシャロット2つにしましたが、量はご自身で加減しつつお好みの感じを見つけてください。
2.温めたオリーブオイルでさっと炒める
私は炒め過ぎず、全体がしんなりするまで2~3分。
玉ねぎだったら長く炒めて甘味を出したりしても美味しそうです。
めんどくさがりな私にはハードルが高いですが。
3.調味料を入れて軽くひと煮立ちさせる
アルコール&酢の強さを飛ばすだけで良いので、さっとひと煮立ちさせたら火からおろして黒こしょうをかけます。
ここでつい味見をしたくなるのですが、オイルを煮立ててるのでかなり熱いです。気を付けてね!!
調味料は深く考えることはありません。
それぞれの調味料1ずつ+醤油2の割合、で完璧です。
今回は各調味料をカップ1/4ずつ+醤油カップ1/2で作り、ジャムとかマスタードの空き瓶で保存するのにちょうどいい感じの量になりました。
お酒の代わりにみりんでもOK。
オリーブオイルはニンニク・エシャロットを炒めるのに使うので、最初に入れてしまいますが、オイルの香りを残したいときは、最初に炒めるときは少しだけにして、残りは他の調味料を入れるときに合わせても良いですね。
その日の夜はバーベキューで焼いた牛肉にかけて食べ、
うまっ!!
オリーブオイルの代わりに、菜種油&ごま油でさらに和風とか、そこにショウガの千切りを加えて風味アップなどのアレンジ版もなかなかいけます。
フライパンで焼くだけの豚肉や鶏肉にもよく合う、大活躍間違いなしのソース。
フランスの岩塩とか粒マスタードも美味しいけど、ちょっと飽きた時はこんな手作りソースもお勧めです。
投稿者プロフィール

- ワーホリ、留学を経て仏人の夫と結婚、2012年からコートダジュールの小さな町に住んでいます。地中海生活という華やかな字面とは裏腹に、夫の同僚からは「君たちじいさんばあさんみたい」と評される質素でローカルな暮らし。食べることに情熱を傾ける私と夫、幼稚園児の息子の3人家族。現在はパリ第1大学・通信課程で学びつつ、近い将来翻訳を仕事にすることを目標に修行中です。
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