こんにちは。この週末は最後の海遊びを堪能し、秋を迎える準備万端!のみきてぃです。
今日はそんなコートダジュールの海沿いで、ちょっと素敵なレストランを紹介します。
味にうるさく(マジで)下手なレストランに行ってしまうと文句たらたらなうちの夫。
でも在仏が長くなるにつれて私も同じような感覚に・・・。
というのも、フランス、レストランの当たり外れがほんっとに激しいんです。
なんだかオシャレで結構にぎわってるから、おいしいに違いない☆と見つけたお店でも、味のしないゆでぬいた素うどんみたいのが平気で出てきたり、異様に脂っこかったり。
おいしいお店は本当においしいだけに、外した時のがっかり感といったら。
というわけで、レストラン選びに結構苦労する生活を送ってるんですが、シーフードなら絶対ここ!というのが一か所あります。
ニースから電車で約15分、バスで約30分のところにあるカーニュシュルメールという町。
ここカーニュは、ルノワールが晩年を過ごした街として有名です。
その海沿いでと~ってもおいしいシーフードを堪能できるんです。
そのレストランとは、
目印はこの黄色い教会。
レストランはこの教会に向かってすぐ右のところにあります。
おすすめは何といってもシーフードの盛り合わせ♪
フランスでは、fruits de mer(フリュイドメール)、海の果物と呼びます。
日本と違うのは、このフリュイドメールは牡蠣やその他の貝類、エビ、カニなどを指す言葉。海で採れる食べ物全般をくるめてシーフードと呼ぶ日本とはまたちょっと違うみたいですね。
そういえば、フランスでは生の魚はあまり食べない一方で、貝類は生で食べるのが一般的のようです。日本と逆で、なんか不思議。
盛り合わせがテーブルに届いたら、いかにも!な盛り合わせにまず興奮。
ワイワイ言って写真を撮っていても、店員さんは嫌な顔をしないばかりか、逆に一緒に楽しんでくれる感じで、バカンス客にも心強いです。
ちょっとずつ何が入ってるかな~?とみていくと、牡蠣やエビ、ビュロ貝やムール貝、日本じゃ見かけない二枚貝など。季節によって手長エビやカニなど、こんなに!?と思うくらいたくさん。一緒についてくるレモンやエシャロットのお酢、自家製マヨネーズをお好みでつけて。
それから、超おいしいのが魚介と一緒に提供されるPain de seigle(パンドセーグル)と呼ばれる、ライ麦パン。外がカリカリ、中はふわっふわで、バターをたっぷりつけて食べると幸せ~!シーフードとの相性も抜群です。
牡蠣など生ものが苦手という方も大丈夫。
ブイヤベースは濃厚&お魚たっぷりで大満足間違いなしだし、手長エビとか魚のグリルなどもチョイスできます。
私たちは誕生日や、私の日本からの友人、家族が来た時によく行くレストラン。何度もコートダジュールを旅行した私の家族や、こちらに住んでいる友人たちも「ここが一番おいしい!」と絶賛です。
何よりも素敵なのは、海沿いの通りに面しているので、地中海を堪能できること!そしてカーニュはニースやカンヌなどよりずっと小さい街なので、ファミリアルでなんかかわいらしい雰囲気があり、リラックスして食事の時間を過ごせることも魅力です。
バカンスで来る方も、在仏の方も、ぜひ☆
行かれる際は、予約をオススメします!
予約はコチラのページから→コンタクト
アクセス
87 Promenade. de la Plage, 06800 Cagnes-sur-Mer
電車:ニースからの各駅停車でCros de Cagnes 下車
バス:ニースから200、400、500、94のバスでLes TritonsまたはLes Oliviers下車
いずれの場合も下車後海沿いに出るとすぐに目印の黄色い教会が見つかると思います。
海を見ながら、フランスの普通の街並みを見ながら、ちょっとニース郊外へグルメなお出かけにぜひ。
そうそう、夜の場合、終電・終バスが早いのだけが難点。旅行中の方はランチで来るか、夜だったらお店の人にタクシーを呼んでもらうのがおすすめです。
投稿者プロフィール

- ワーホリ、留学を経て仏人の夫と結婚、2012年からコートダジュールの小さな町に住んでいます。地中海生活という華やかな字面とは裏腹に、夫の同僚からは「君たちじいさんばあさんみたい」と評される質素でローカルな暮らし。食べることに情熱を傾ける私と夫、幼稚園児の息子の3人家族。現在はパリ第1大学・通信課程で学びつつ、近い将来翻訳を仕事にすることを目標に修行中です。
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