みなさま、ボンジュール!
去る5月5日の子供の日に、三歳になる息子のためにフランスの片田舎で柏餅を無理やり手作りしてみました。笑
無理やりっぷりその1
薄口醤油がたまり醤油(しかもStrongとか書いてある)。しかしこんなの序の口です。
無理やりっぷりその2
餡子がレンズ豆。笑
無理やりっぷりその3
柏の葉が紙。爆
さて、どうなることでしょうか?果たして息子は食べてくれるのか?!レポいってみよ~!
参考にしたのはこのサイトです。プロのレシピだし、写真が美味しそうだから選びました。
- 上新粉はFarine de riz
- 白玉粉はFarine de riz gluant
- 片栗粉はFécule de pomme de terre
- 小豆はHaricot Azuki
必要な材料をメモってよーし、買い出しいってみよー。
外出禁止の中、小豆や上新粉を売ってるオーガニックショップに行ってきました。
しかし大ショック!肝心の小豆が売り切れでした。レッドビーンズ(Haricot rouge)はあったのですが、その時は「なんか違うかな?」と迷って、「そうだ!レンズ豆でやってみよう!これなら家にたくさんあるし!」と思い立ちました。
後からネットで調べると、レンズ豆でもレッドビーンズでも餡子の代用として和菓子作りを頑張っている同士が見つかりました。笑 きっと小豆が手に入らない海外在住のみなさんかしら、、とにかく心強い!これで思い切ってレンズ豆でチャレンジできるぞ!
レンズ豆は緑のとオレンジ色のコーラルを半々で使いました。気分的には黒あん(緑のレンズ豆)と白あん(コーラル)のノリです。
レンズ豆餡
まずレンズ豆の餡子は普通においしくできました。
緑とオレンジで別々に茹でたら布巾に包んでよーく水気を絞ります。
それからすり鉢でなめらかにして砂糖を混ぜて、仕上げにたまり醤油をかけたら、それっぽくなりました。
餅
これが失敗!笑
分量通りにしたつもりなのに、とてもかたーい餅に、、、混ぜるのにも力がいって汗だく💦でも手作りは初めてだし、柏餅ってこんなもんかな?と自己暗示をかけながら作業を続けるも、こりゃ固すぎる。
サイトだけでなく、事前に動画でも餅の柔らかさ具合などを確認すべきでした。水分が足りないと気付いた時にはもう後戻りもしたくなく、このまま突っ走ってやってしまえ!ということで、レシピ工程通りにレンズ豆餡入りの餅が完成!
柏の葉
外出禁止でなければ近くの森に行って適当な葉っぱでも見つけてきたかったのですが、バッテリーの上がった車ではどこにも行けず、見知らぬご近所さんから生えてるええ感じの葉っぱをもらうこともできず、「そうだ!柏の葉を作ろう!紙で!笑」という運びになりました。私よりかは絵心のある夫が柏の葉をデッサンし、息子に色を塗ってもらいました。ラップでくるんだ餅を紙の葉っぱに包んで、柏餅(紙餅?)のできあがりー!笑
さあ、実食!
息子は「おいしーい!」とばっくばっく食べてくれました!見事完食!!泣ける。。。
食べてもらったのが柏餅を知らない3歳児で良かったです。笑
いつか本物の柏餅を食べさせてあげるからね、かあちゃん約束するよっ!
また、柏餅を良く知らない夫の感想は「ça se mange(食べられる)」で一応完食はしていました。しかし、本音は「食べなくていいという選択肢があるならあえて食べたくはない」ということでした。笑笑
それは、餅が堅かったから、そしてレンズ豆に砂糖が入ってるのがダメだったみたいです。レンズ豆は甘くないという植え付け、先入観。大人の悲しい一面を垣間見ました。まあ私もライスプリンには度肝抜かれて、慣れて美味しく感じるようになるまで時間かかりましたが。
結論
餅を作るときは水分量に注意。事前に動画で質感を確認すべし。レンズ豆餡は悲しい大人には受け入れられないかもしれないので、なるべく小豆をゲットしておこう。柏の葉は紙で全然おっけー!
みなさんの「こんな具材で日本の食べ物作ったよー」情報も待ってまーす!
一緒に開拓していきましょう!
ではまたー!
投稿者プロフィール
- ブルゴーニュの小さな町で夫と4才の男の子と一緒に暮らしています。フリーランスで翻訳業。ベランダ菜園始めました😊
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