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【知っておきたい】世間話についていくための!フランス学校関連用語

みなさん、こんにちは。

もうすっかり秋。

新学期からの新しい生活にも慣れて、リズムが整ってきた人も多い季節でしょうか。

 

さて、新学期・学校生活といえば、フランス生活で避けては通れない話題の一つではないでしょうか?

これは日本で生活していても同じこと。

思い出話をしながら「中1の時の担任が面白い人でさ~」とか、親同士で「今度うちの子が小学校入学で」なんて、ごくごくありふれた会話ですよね。

 

さて、フランスでそんな話題に遭遇した時に気づかされる

 

「やっぱ私って外国人だった・・・!」感。

 

そう、ただの世間話なのに、用語が分からず、話についていけないんですよ~!

同じ思いをしたことがいる人も多いはず!?

幼稚園から義務教育らしい。学年の数え方が日本と違うらしい。学年がアルファベット表示らしい・・・?などなど、微妙に聞きかじった知識はあるのですが、内容はちんぷんかんぷん。

ということで、話題についていけなかった私とあなた!

教育制度の全体を把握しなくても、重要な所だけ抑えておくと会話がスムーズになります。来年の新学期に向けて(早い?)ひとつおさらいしてみましょう!

最初の一歩L’école maternelle(エコールマテルネル)

L’école maternelleといえば、ご存知、幼稚園。

3歳になる年から義務教育が始まるフランスでは、この幼稚園への入学が日本での小学校入学と同じくらい節目となる行事です。

子どもが2歳を過ぎるくらいから、近所の人や友人から「もう学校行ってるの?」「学校は来年から?」「もうすぐ学校だね~」とよく声をかけられるようになりました。

ここで言う学校=EcoleがこのL’école maternelleのこと。

まだまだ小さい子たちが通うこの幼稚園。初めてのことに心配したり、準備であたふたしたり、うまくスタートを切れば一安心したり・・・と話題は尽きません。小さい子のいるフランス人などは、この幼稚園の話をふると色々話してくれて会話が弾むかもしれません。

おにいちゃん、おねえちゃんになったね!CP(セーペー)

続いてよく話題に上がるのはこの「CP」。cours préparatoire、日本語では準備科と訳されているようですが、要するに小学校1年生の事です。

幼稚園から小学校へ。勉強らしい勉強も始まる小学校入学はやはり節目になる1年なため、親は「こんどはCPなのよ~」と話してくれます。そんな話題に触れた時は、大きくなって色々頑張っている姿をほめてあげたりすると喜ばれますよ。

もう子ども扱いは不要!6ème(シジエム)

そして、親にとっても子どもにとっても幼稚園入学以来の大きなステップか?とも思えるのがこちら、6ème、つまり中学校への入学です。

幼稚園と小学校は隣接しているケースが多い中、中学校は別の場所にあることが多く、もう送り迎えは不要、大きなカバンを持って登下校。公共交通機関を使って通学する子も出てきます。全科目を一人で担当していた小学校と違い、各先生ごとに担当科目があり、学ぶ内容が本格化するのは日本と同じ。さぁ、気を引き締めていかないと!というわけで、親も子も緊張する新学期となります。

日本と違うのは、小学校が5年制で中学校が4年制な点。それから、中学校入学を6ème(第6学年)と数えて、年次が上がるにつれて5学年、4学年とカウントダウンしていく点。そして高校2年生がla première(第1学年)となるので、それで終了かと思いきや、高校3年生はla terminale(最終学年)と呼ばれる不思議・・・。

話は戻って、6ème、どこの学校に行くのか、どうやって行くのかを聞いてみたり「もうお遊びはおしまいだね」などと茶化して話を振ってみると、相手の人も色々語ってくれて盛り上がるかもしれません。

 

というわけで、世間話についていくためのフランス・学校関連用語でした!

 

投稿者プロフィール

みきてぃ
ワーホリ、留学を経て仏人の夫と結婚、2012年からコートダジュールの小さな町に住んでいます。地中海生活という華やかな字面とは裏腹に、夫の同僚からは「君たちじいさんばあさんみたい」と評される質素でローカルな暮らし。食べることに情熱を傾ける私と夫、幼稚園児の息子の3人家族。現在はパリ第1大学・通信課程で学びつつ、近い将来翻訳を仕事にすることを目標に修行中です。

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