フランスは東寄りからこんにちは!
マカロンです 。
これからふらんぽんにてフランス関連のことからそーでもないことまで、
好きなテーマでいろいろと書かせてもらうことになりました。
「本音&リアルで語るウェブコミュニティ」ということで
そのステキなポリシーに沿えるようにがんばりたいと思います。
なーんて、ま、私も生活があるしそんなにはぶっちゃけられないけどね〜。
とにかくこれからどうぞよろしくおねがいします。
さて、第一発目の記事として何を書こうかなと考えてみましたが、
これを読んでくれているあなたはきっとフランス在住、
もしくはフランスに興味や関係があるフランス通なんじゃないかなって思います。
そんなフランス通のあなたなら実体験、もしくはどこかで耳にしたであろう定説:
「フランス人がワークシーンでことごとくとっても残念なことになっている」
今回は私のポジティブ実経験をもとにプラス面にフォーカスし、この定説に込められている怒りや呆れ具合の緩和を試みたいと思います。
とくに、「こーんな残念な対応だけど、まぁ良い面もあるしね、、、」てな感じで在仏のあなたのストレス軽減につながりますよーに。
客待たせて同僚とおしゃべり、担当者たらい回し、社員全員言ってることが違う、、、
てのは日常茶飯事ですね。
私がよく行くスーパーではレジのおばちゃんがお客におかまいなしで同僚や常連客とお喋りに花咲かせてます。
その間、手を動かしてくれればいいんですけどね。
本来は商品掴んでバーコード通すはずのおばちゃんの両手が話をよりよく盛り上げるために使われちゃっているんで、こちらはひたすら待つしかありません。
ほかには、職業セミナーが開催されるという話を市役所に務める友人から聞いて近くのハローワーク・Pôle emploiへ情報収集に行ったところ、受付のお兄さんは「何それ?」。
「よくわからないから商工会議所に電話してみて」というから電話したら、「このセミナーの説明会は後日Pôle emploiでやるから来てね」っていうし。
Pôle emploiのお兄さんどーなってんのー!?
郵便局に行って送料について聞いてもみんな言うことが違ったり、保険会社が書類を紛失しちゃったり、おかげで住宅保険がすぐにおりずに困ったり。
まあ上げればきりがないですね。
「私たちは“働いてる人”である前に血の通った生身の人間である」ことを思い出せ!
はい、無理矢理感がぷんぷんしてるのは素直に認めます。
原因追求および対応策追求を放棄した人が言うセリフであることは認めます。
ですがここからは私が遭遇した「いいねーこの係員さん!」の話をしたいと思います。
去年、シネマテーク・フランセーズでフランソワ・トリュフォー展が開催されたので行ってきました。
なんせ大好きなんですよ、トリュフォー。
パリ在住時は彼のお墓に通ってました。
友達いなかったし、お墓で眠るトリュフォーに私のフランス生活を語りかけてました。
こわいですねー。
今思うとかわいそうです、トリュフォー。
とにかくかなり思い入れがある監督だったので、会場に入って展示品を見てたらテンションが上がってしまいました。
それですかさず近くにいた監視員のお兄さんに写真撮っていいのか聞いてみました。
すると「写真撮影は禁止です。」
ま、そうだよね。
「禁止なんですが、、、超〜こっそりならいいですよ」
え?
「でも、カメラとかじゃなくてスマホとかでフラッシュなしで、他の人にわからないようにしてください。めっちゃめちゃこっそりね!」
とのことで、お言葉に甘えて超こっそり写真撮ったよ。
自分だけの宝物としてときどき見返してます。
それでどう思いますか、このお兄さんの対応?
私の解釈は、お兄さんもトリュフォーファン、もしくは何か/誰かのファンであり、ファンの心情がよくわかる熱い心を持った人。
それで、私の熱い心とお兄さんの熱い心が共鳴した。笑
規律を守るために規則がある。
だから規則は守る。
それはよくわかります。
でもそこにおさまりきらない人の心ってのもあります。
こういう嬉しいイレギュラーな対応も受けたし、だからこのお兄さんに免じてスーパーのおばちゃんやPôle emploiのお兄さんや保険会社の対応も帳消しにして、、、、
あげられないわ!
やっぱり迷惑かけるのはやめろ〜!
もうちょっとがんばれ〜!
それはそれ。これはこれ。
ってことで、やっぱり定説は不動のようです。。。
ではまた!
投稿者プロフィール

- ブルゴーニュの小さな町で夫と4才の男の子と一緒に暮らしています。フリーランスで翻訳業。ベランダ菜園始めました😊
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