ライフ, 美容・ヘルス

フランス人には敵わない、香りのセンス

 

こんにちは Loc-Envel(ロック・アンヴェル)です。ネット検索で「フランス人 シャワー」と入力すると必ず出てくる「フランス人はお風呂に入らない」とか「フランス人は毎日シャワーを浴びない」という話、私がパリ留学していた15年前からあるのですが、きっとその前からもあって、そして今後も都市伝説のように実しやかに語られていくのでしょうね。悲しい。

 

 フランスではバスタブが無い家もあり、あったとしてもお湯に毎日浸かる習慣がないだけで、みんな毎朝ちゃんとシャワーを浴びています。

 ただ日本とはお風呂に対する考え方が違うなーと感じます。日本人にとってはお風呂は疲れを癒して、身体を綺麗にするためのもの。フランス人はシャワーで疲れを癒すという考えは無く、匂いを消すためのものと考えているように感じます。

アジア人のワキガ体質は10%に比べ、欧米人は80%と言われていますから、体臭があるのは仕方がないことで、自分の匂いを気にしている人も多いようです。

夜ではなく朝シャワーを浴びる習慣も、こういうところから来ているのかしら?

 そして、フランスでは香り文化がとても発達しているように思います。もちろん、香水は言うまでもありませんが、例えばシャワージェル

初めて主人の実家でシャワーを借りた時のこと。浴室には6~7種類のシャワージェルが並んでいました。同じメーカーなのに全て違う香り。片っ端から蓋を開け、“クンクン”、どれもとってもいい匂い。シャワーの間中いい香りに包まれてうっとりと幸せな気分に浸れました。

日本もLUSHなどの石鹸専門店で様々な香りのシャワージェルや石鹸が手に入りますが、気軽にスーパーで買えるものは香りのバリエーションが非常に少ないように感じます。“桃” “シトラス” “ローズ” “ジャスミン”など、定番のものが多く、買ってみたいとワクワクさせてくれるような香りにはあまり出会えません。

 フランスでは、「シャワージェルでこの匂いかい!!」 と思わず突っ込みをいれたくなるような、チョコバジルアーモンドミルクキャラメルバニラなどの香りが当たり前のようにスーパーで売られています。これは田舎町のスーパーでも。

 香りの種類はフラワー系、フルーツ系、その他植物、またそれらを組み合わせることによって何かのイメージを香りで表現したりと様々です。フラワー系一つとってみても、そのバリエーションの多さに驚かされます。イランイラン、リラ、ライラック、タヒチアン・ガーデニア、桜、トケイソウ、野生蘭。他にも名前を聞いたくらいでは香りどころか花のイメージさえ浮かばないものもあり、スーパーで蓋をパカッと開けて(これってマナー違反なのかしら・・でもみんなやってる)クンクンし、

「うぉーそうきたか、斬新~」

と感嘆の声を上げている私です。

どれもが深みがあってで繊細な香り。こだわって作られているなーとつくづく感心します。

 日本は香りに関して少し保守的のように思います。無臭であることが美徳される文化があるので、制汗剤や消臭剤も無臭の物が多いですよね。お葬式やお寿司屋さんなど、香水を付けて行くことが好ましくない場所もあるので香り文化が発展しないのも仕方がないのでしょう。

でもここ10年くらいで急激に柔軟剤の香りが増えましたよね。各メーカー挙って香りの種類を増やし、強く香るよう改良されてきたように思います。私としては、次は日本のシャワージェルの香りが増えることを期待しているのですが・・・。

投稿者プロフィール

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留学したパリで縁あって仏人と結婚。約10年間日本で結婚生活を送った後、2012年にブルターニュへ移住。航空業界・旅行業界での勤務経験を活かし、モン・サン・ミッシェルとレンヌで日本人グループの通訳兼アシスタント業に従事。趣味は彫金、ジェルネイル、教会巡り、自然散策。訪れたブルターニュの教会は50超!?
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留学したパリで縁あって仏人と結婚。約10年間日本で結婚生活を送った後、2012年にブルターニュへ移住。航空業界・旅行業界での勤務経験を活かし、モン・サン・ミッシェルとレンヌで日本人グループの通訳兼アシスタント業に従事。趣味は彫金、ジェルネイル、教会巡り、自然散策。訪れたブルターニュの教会は50超!?