みなさまこんにちは〜
まだまだ寒いフランスだけど、暦の上ではもう春。そろそろ衣替えを意識し始めることでしょうか?(強引?)で、気になる衣類の管理方法について先日読者の方からこんなご質問を受けました。
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ふらんぽんさん、いつも楽しみにしています。
お洗濯の特集をしてくださいませんか?夏に白いTシャツや、淡色の洋服がグレーっぽくなってしまいました。
今は冬物なので、よくわかりませんが洗えるセーターは洗ってみたいしご教授お願いします。
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ということで、衣替えの前にフランスでのお洗濯の技をふらんぽねーずに聞いてみました。
フランスでの衝撃のお洗濯事情はこちらをご覧下さい。
白い服、どうやって洗っていますか?
地域にもよりますが、硬水のフランスでは白い服を普通に洗っているとだんだんとくすんでしまうんですね〜。
白い服を洗うときは白くしてくれるシートや洗剤、ホワイトビネガーやベーキングパウダーなんかも一緒に投入して洗うようです。こうする事で白さを長持ちさせてくれるとか。効果が微妙との声もありましたが、硬水度合いによっては使用しなくてもいいのかも?

引用:https://www.monoprix.fr/detachant-blanchisseur-anti-grisaille-des-30-vanish-2160601-p

引用:http://www.coursorama.com/produits/eclat-du-blanc-actif-30

引用:http://www.shoptimise.fr/p/0564507444148/reblanchisseur+super+blanc+4+pieces+les+4+sachets+de+40+g

https://www.monoprix.fr/ultra-blanc-detacheur-2en1-poudre-en-sachets-eau-ecarlate-2063556-p
blanchissant(漂白剤)とかdétacheur(染み抜き)と書いてあるものが一般的。
夫の白いTシャツなんて色物と混ぜて普通の洗剤で洗っていた私は、反省中です…ただ中には分別せずに色物も白い服も全部まとめて洗っているおうちも。そん な時はdécolor stop や抜け落ちた色を吸い取ってくれるシートanti-décolorationを使っている人も。真っ白ではなく、淡色の場合にも色持ちを良くしてくれるそう。

引用:http://www.cdiscount.com/au-quotidien/droguerie/decolor-stop-etui-12-lingettes/f-127060116-decox12309433.html?idOffre=19656045?idOffre=19656045#mpos=113

引用:http://www.amazon.fr/Vanish-Pack-D%C3%A9tachants-Action-Transfert/dp/B002C6H3JG/ref=sr_1_2?s=hpc&ie=UTF8&qid=1454933971&sr=1-2&keywords=vanish
もはや色んな商品があり過ぎでどこがどう違うのか、混乱しそうですが落ち着いて!
洗濯ネットは必需品
そして日本の洗濯ネット愛用者が多数。フランスにも存在するようですが、あまり一般的ではないみたい。日本の方が安く手に入るし、これは一時帰国お買い物リストに入れましょう!
おしゃれ着やセーターなどのデリケート衣類のお洗濯は?
もちろん手洗い派が多数でしたが、できれば洗濯機に任せたい方必見。デリケート素材(コートやレーヨン素材以外)のお洗濯には、衣類を裏返してネットに入れて、Laine(ウールモード)やLavage main(手洗いモード)で洗い、型くずれしそうなものは平干しなどで対応しているふらんぽねーずも。これでほぼ問題なく洗えているというので試してみたい!できればこの時期つらい手洗いはやめにしたいですよね。クリーニング店が少ないフランスではデリケート素材もおうちで洗えるのがベスト。ジャケットもスーツも手洗いモードで、洗濯機で洗っているという強者もいました。
フランスの洗濯機、洗いは設定した温度でやってくれるけど、すすぎは水ということもあるようです。この温度差で縮みが生じる場合があります。ウールやカシミヤなどの動物性繊維は設定温度を最低にして洗いましょう!
※ご自宅で試される場合は自己責任でお願いします。
デリケート素材専用洗剤

引用:http://www.amazon.fr/Mir-Lessive-Liquide-Concentr%C3%A9e-Lavages/dp/B00B48RPQO

引用:http://www.prixing.fr/produits/657047-paic

引用:http://www.woolite.fr/lessives/woolite-protection-laine-soie/woolite-protection-laine-soie/
なぜだかデリケート素材専用の洗剤はみんなピンク色。
柔軟剤は?
使っているけど効果を感じないという声多数。確かにタオルなんかは柔軟剤を使っても全然ふわっと仕上がりませんね。これも硬水のせいなのか!?
まとめ フランスでお気に入り衣類を硬水から守るには…
- 色物、白い服、黒い服分けてお洗濯
- 洗濯するものによって使うケア用品を変える(色取りシート、漂白シートなど)
- ウールやカシミヤなどの動物性繊維の場合は縮み防止するために水洗い(最低温度で洗う)
- lavage main やlaineモードを駆使する
- 洗濯表示を参考にする
最後にママンの裏技をご紹介します。
白いコットン素材の服ならば60℃のお湯で洗うと白くなる!とのこと。ナチュラル派の義理ママは『薬品なんか入れなくても白くなるのよ。問題は洗う温度!』とのことでした。
お湯で洗濯する文化がない日本人には不思議な感じですが、まずはコットン素材はこの方法で洗ってみよう!以上を参考に、みなさんもステキな洗濯ライフをお送り下さい。
投稿者プロフィール

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ふらんぽんWeb担当。
日本で仏人夫と知り合い、縁のなかったフランスの地で暮らすことに。
2年間の語学学校を経て、フランスの職業訓練学校CNAMでDéveloppeur de site webの資格を取得。2017年には娘を出産し、子育てにも奮闘しています。ママ友大募集中です。趣味はおいしい物を食べること、カフェ巡り。2019年よりフランス国内の中小企業やフリーランスの方を対象にウェブ制作サービスを始めました。詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
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