暖かくなってくると女性のファッションが大胆になり、露出の多い服を着た人が増えてくフランス。冬の寒さで抑圧されてたあらゆる欲望？を一気に噴出させているんじゃないかと思えてきます。
若者だけでなく、孫がいてもおかしくない貫禄あるマダム達も肩や胸元が大胆に開いた服を着ています。
私がこれまで出会った、衝撃の服装
1. 義兄の結婚式に参加していた20代半ばのお友達
胸の谷間が見えるどころかおヘソ近くまで鋭くV字に開いたセクシーなブラウスを着用。下着を着けているのか否かは不明ですが、胸の谷間からお腹まで肌がもしっかり見えていました。少しでも身体を斜めにしたら胸がポロリと出るんじゃないかとハラハラしちゃいました。フランスの結婚式は参列者の服装が自由なのでカジュアルでも良いと聞いていましたが、こんな自由さもあるのかと驚き。
2. ニースのバスの中で見かけた60代くらいのマダム
黒のすけすけシフォン生地のブラウスの下はブラジャーのみ。模様まではっきり見える程ブラジャーが透けていました。フランスでも暑い地方は特に露出が大胆になっているような気がします。でもいくら暑いからって言ったってねぇ、限度ってものが・・・。
3. 街で見かけた女性
背中の中央部分が大きく開いたデザインの服を着ていたのですが、そこからしっかりブラのホックが見えていました。ブラは見せブラではなく明らかに下着って感じのもの。数回見ているので、それほど稀なケースではないってこと？？日本のように満員電車に乗る機会は少ないですから、痴漢に遭う危険性は少ないですけど、男性への刺激強すぎます。
まあ、ここまでは極端に大胆な例ですが、では一般的に
露出はどこまで許される？
1. ブラジャーの紐は見せていい
基本フランス人はブラの紐を隠していません。タンクトップなどの細い肩紐の脇から堂々とブラのストラップ(これも見せブラタイプやデザインストラップじゃないです。ふつぅーのブラ)が見えています。
２. 胸元が開き過ぎている服を着る時は・・・
気に入って買ったはいいけど、思いの外胸元が開いていてブラが見えそう。そんな時、
日本女性→下にタンクトップを着る
フランス女性→胸の開きに合わせてブラはカップが浅い物を選ぶ。もしくはノーブラ！
3. 水着はビキニ！！
ワンピース着てる人、まずいません！！太っていても年を取っていてもみなさんビキニ。日焼け跡を残さないように肩紐を外したり、トップレスになる人もいます。因みに私のアパートのお向かいに住むグラマラスなお姉さんは夏になるとベランダでビキニになって日焼けを楽しんでいます。うちのアパートはベランダで洗濯物を干すのは厳禁。でもビキニになるのはOKらしい。 日本人の常識は通用しませ～ん。
4. 半ケツしてますけど・・・
若い人にありがちなのが、しゃがんだ時にジーンズの後ろからパンティーが丸見えになっている状況。特にフランス人はTバックの人が多いので、とっても目のやり場に困ります。
背中(腰？)が開くとスースーするので本人も気づいている筈ですが、全く気にしていない様子。背中に手をまわして上の服を引っ張ぱるとか、なるべく前かがみにならないように腰を下ろすとか、誰もいない方向に背中を向けてしゃがむとか、人から見られないようにする方法はいくらでもあるはずですが、面倒くさいのか、それとも下着が見えることが“みっともない”という感覚がないのか？いや待て、意図的なセクシーアピールということも大いに考えられるな。
恐るべきフランス女子。
フランス女性ほど大胆な格好は真似できませんが、何を着ても周りの目を気にしなくていいのは本当に楽です。
“年相応の”とか“既婚者だから”とか“孫がいるから”とか、自分の年齢や立場に縛られないでいいのですから。それにいくつになっても自分が女性であることを意識した格好が出来るのは若さを保つことにもつながりそうですね。
投稿者プロフィール
- 留学したパリで縁あって仏人と結婚。約10年間日本で結婚生活を送った後、2012年にブルターニュへ移住。航空業界・旅行業界での勤務経験を活かし、モン・サン・ミッシェルとレンヌで日本人グループの通訳兼アシスタント業に従事。趣味は彫金、ジェルネイル、教会巡り、自然散策。訪れたブルターニュの教会は50超!?
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