ライフ, 妊娠・出産・育児, 毎日の暮らし
Leave a comment

フランスの伝統行事、「洗礼式:バテム」にお呼ばれしてきたよ

太陽サンサンのコートダジュールでもすっかり秋の気配な先日、夫友人のお子さんの洗礼式にお呼ばれしてきました。

今となっては移民大国で色々な文化が混ざっているフランス。
それでもやっぱりベースはキリスト教の伝統に則っていることが多く、結婚式やお葬式など、人生の節目には宗教色が強いイベントが行われています。
って、これは日本もおなじですね。

Baptême=「バテム」と読むこのセレモニーは、キリスト教の信者になる際に行われます。
フランスの、特にカトリック教徒のご家庭では、赤ちゃんが小さいうち(3歳までとよく目にします)に行われることが多いようです。

当日は10時に教会前に集合。
この度生後4か月を迎えた赤ちゃんは、パラン(代父)とマレンヌ(代母)に囲まれてご機嫌です。

キリスト教の家庭では、子どもが生まれるとパラン・マレンヌと呼ぶいわゆる「後見人」を身近な人の中から選ぶそう。両親に何かあった際、このパラン・マレンヌに後を頼む・・・という、絶対的な信頼がおかれた人たちです。

教会の入り口に、神父さん、お手伝いの子供たちが現れ、洗礼の儀式を行う宣言。そして参加者を教会内に誘導します。

まずは教会の入り口にある聖水盤へ。

dsc_0008

信者の方が手を洗う場所

神父さんが、これからキリスト教徒としてこの子が生きていくこと、真っ白な服を授けてまっさらな人生をこれからスタートさせることなどをかみ砕いてお話してくれ、その後聖水を赤ちゃんの頭にかけます。

dsc_0001

 

その後キリスト教のあれこれを聞きながら神父さんが教会を案内してくれたところで、誓いの言葉を唱えてミサが終了、という形でした。

dsc_0005

 

評判が良かった今回のミサ

洗礼式後、周りの参加者の話を聞いていると、どうやら今回のミサはとっても評判が良かった模様。普段の洗礼ミサは、椅子にすわったまま、1時間ほどラテン語を聞かされ、眠気との闘い・・・になってしまうケースも多いそう。

夫もそれを心配してたんですが、神父さんが分かりやすい言葉でかみ砕いて説明してくれた上に、教会内をみんなで歩きながら行われ、しかも30分で終了。というわけで、短くてシンプルだったのが逆に神父さんの話を深く聞くのにとっても良かったようです。

dsc_0006

今回のミサは一度も座る機会がありませんでした

ミサ後、神父さんは宗教服のままスクーターに乗って去っていきました・・・カジュアル!

ミサのあとはお食事会

車でちょっと足を延ばし、海沿いのレストランでランチでした。
結婚式と同様、セレモニーはさておき、参加者に楽しんでいってもらいたいという主催者の心意気は洗礼式でも同じよう。とっても楽しい時間を過ごさせてもらいました。
イタリア人シェフの料理はどれも綺麗で、おいしくって、写真を取り忘れたのが残念。

しっかしね、お祝いあるあるなんですが、長いのね!
ミサ後、教会の近くで軽くアペリティフ、レストランについてからまたアペリティフ、子どもたちにお昼を食べさせて・・・からの前菜、メイン、デザート。
気付いたらランチのはずが19時!というわけで、がっつり丸一日費やしてしまいました。

気になる服装は?

洗礼式は基本的に正装をする機会。
といってもお昼の時間帯だったので、ドレス!というより、シンプルなワンピースの人が多かったです。男性はワイシャツにキレイ目なパンツ、革靴といったスタイル。
結婚式よりはずっとカジュアルな感じでした。

というわけで、初めての洗礼式参加。またフランスの一面を垣間見れた気がしました。

投稿者プロフィール

みきてぃ
みきてぃ
ワーホリ、留学を経て仏人の夫と結婚、2012年からコートダジュールの小さな町に住んでいます。地中海生活という華やかな字面とは裏腹に、夫の同僚からは「君たちじいさんばあさんみたい」と評される質素でローカルな暮らし。食べることに情熱を傾ける私と夫、幼稚園児の息子の3人家族。現在はパリ第1大学・通信課程で学びつつ、近い将来翻訳を仕事にすることを目標に修行中です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です