ついに私もやられてしまいました。。。
まさか自分が?
フランスはカード社会。どこへ行くのにもクレジットカードは必需品です。
先日、旦那がネットで銀行口座を見ながら「〇日、〇ユーロ、使った?」と聞かれたのですが、思い出してもその日はカードを使用していません。
それから数日後、旦那からカードがブロックされて使えなくなってると言われて…なにかがおかしい…銀行口座を確認してみると、出てくる出てくる!自分たちが使用していない金額が!
- -1€ 、-54.95€ Discsplay.com
- -88.90€ COGIBIL.com amsteldam
- -48.69€ Rcelzhot.com
- -47.40€ Hostway limted carte
なんとトータル約240€ ひどい!!!!
何か心当たりはないのかと聞くと、Facebookの中の広告で1phone 7が1€で販売していて、それを購入したとか… あほんだら~~~!!!それを聞いた瞬間「無料ほど怖いものはない」という言葉が頭の中を駆け巡りましたよ。
フランスでは年々カードの不正が増えつつある!?
フランスの銀行によると2015年時点で、カードの紛失、ハッカーされたカードはなんと約110万枚!被害想定は4千万!!!!!!そんなに!
万が一、カードの不正をされたら
まずカードを差し止める
カードを悪用されたらまず、自分たちが使用している銀行の担当者に連絡。銀行の担当者と口座を見ながら確認をしました。担当者曰く、まだ他にもある可能性もあるから確認したほうがよいと。
払い戻しの手続きを行う
loc envelの記事の記事にもありますが、フランスではカードを紛失せずに被害にあった場合、カードの持ち主に責任はなく、払い戻しをすることが義務付けられています。
そして、カードの差し止め、再発行、引き渡しなどの手数料は一切かかりません。
フランス国内だと13カ月以内、EU圏外だと70日以内に払い戻しの手続きを行わなければなりません。(フランスのことなので、できるだけ早く手続きしたほうがいい!)
銀行あてに返金の手紙を書く
受領通知付きの書留(Lettre recommandée avec avis de réception)で払い戻し要求の手紙を書きます。私たちの場合(BNP)は銀行から必要書類を送ってもらいました。
銀行側から警察への被害届証明が必要といわれる場合がありますが、必ずしも必要とは限らないみたいです。残念ながら銀行とのバトルはなし(爆)
手紙の書き方参照サイトこちら
最後に
普通は書類を提出してから一カ月以内に返金されます。また、4000€以上の額の場合は弁護士に相談したほうが良いみたいです。
後日、さらに自分のアカウント調べてみると… なんと9月、10月にも不正された額がみつかりました。まじかよ(汗)じゃあ、Facebookの広告が原因ではないのか??フランス人の友人たちに聞いてみると、みんなわりとあるみたい…
みなさん!自分のアカウントは毎月しっかり確認することおすすめします!
後日談
カードがブロックされていたことと、有効期限が近付いていたこともあり、銀行に再発行手続きをしていたのですが、今日郵送で届いた封書を見てびっくり!
なんと自分宛のカード+見ず知らずの他人のカードも同封されていました!
やっぱりフランス!!(爆)おちがあるわ!
http://droit-finances.commentcamarche.net/faq/236-carte-bancaire-et-fraude-qui-est-responsable
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投稿者プロフィール

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海外在住歴20数年、23歳の時単身渡仏、留学を経てクラブメッドでGOとして世界中を転々とする。
フレンチポリネシア領タヒチ、ボラボラ島で今の旦那と知り合う。
同島でホテルスタッフとして働いた後、旦那の仕事の都合でカリブ、モロッコ、モーリシャスに在住。もう移動は嫌だ!とフランスに住むことに決めたものの、サボア地方、ブルターニュ地方を渡り歩き現在プロバンス在住。神戸出身のママライター。趣味は筋トレ、お菓子作り、手芸、物作り。
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クレジットカード、券面にお買い物するための情報は印字されてますし、日々、どこぞのサイトでカード情報漏洩、本物そっくりさんの偽サイトやカード情報を盗むウィルスも多種多様のものが出回ってますから、クレジットカード情報は、外部にもれている前提で利用したほうがいいでしょうね。
クレジットカードの不正利用に合わない、あった際の対処の知識を得ていることが大切です。
クレジットカードの管理に落ち度が無ければ、基本的には利用者が金銭的被害を被ることはありません。
クレジットカード会社が店舗からの売上請求を拒否です。(チャージバック)。
これは、店舗がクレジットカードの取扱いにあたり、締結する加盟店契約において、クレジットカードの利用者が確かに本人であることの確認は店舗にその責務があるとしているからです。
不正利用があれば、それは、店舗が本人確認の責務を怠ったということで、クレジットカード会社は売上請求を拒否しなくてはいけません。
店舗がこのチャージバックリスクを回避する唯一の手段は、3Dセキュアと呼ばれる本人確認の仕組みを入れること、店舗が3Dセキュアを入れると、その責務はクレジットカード会社側へ倒れます。(ライアビリティシフトって言います。)
この場合でも利用者は金銭的な被害を被ることは無く、クレジットカード会社がその被害額を補填します。
早期に不正利用を発見し、適切にカード会社へ連絡していれば、その点でカードの管理に落ち度はありません。
※利用明細を確認せず、連絡が遅れるとアウトです。
利用者のクレジットカード管理の落ち度、こちらは本人以外の第三者へ漏洩していないか、ということですが、今のところカード会社で調査しても確認するのは難しい、というのが実情です。
昨年のクレジットカード被害額120億円超、その大半がネットです。
2016年第一四半期で既に37億円、前年同期からは39.6%の増加しています。
クレジットカード情報はサイトに登録しない、登録するのであれば、アカウントがハッキングされてもクレジットカード会社に登録したパスワードが無いと決済できない、3Dセキュア店舗に限定する、3Dセキュアのパスワードは推測されやすいものはNG、定期的に変更する、これを実践していれば、ほぼ、間違いなくカード利用者の落ち度は払拭できるでしょう。
sophieさま お返事が遅くなってしまい、申し訳ありません。たくさんの情報ありがとうございます。ぜひ参考にさせていただきます。やはり自ら常に注意していくしかないですね!