さむい日がつづきますね、こんにちは。
突然ですが、わたしにはフランス人に言われてむかつくフレーズがあります。それは、
「あなた、パートナーとは英語で話してるの?よくないよ。フランス語で話さないとフランス語伸びないわよ!」
というものです。んなこたー分かっとるわっっっっ!!!
タイトルどおり、わたしがなぜパートナーとフランス語で話さなかったというと、ちゃんと理由があるのです。それは、、、フランス語が話せなかったからです。がく。
渡仏したときからそれはもう何回も何回もパートナーとフランス語で話そうと試しましたが、、、フランス語の言葉がうまく見つからず、すぐ英語に戻ってしまう。
だから、↑のフランス人からのフレーズを聞くたび、「人の気も知らんで。お前もわたしの立場になってみろよっ!!」って思うのです。
以下がパートナーとの共通言語をフランス語にする努力遍歴です。↓
※渡仏当初わたしはまっったくフランス語が話せませんでした。あと、夫はまっったく日本語が話せません。
在仏4か月
義両親に上記のフレーズを言われて、渡仏4か月にして夫婦の会話をフランス語にすることに挑戦。ただ挑戦しても続かないだろうな、と思ったので「フランス語以外を使った方がミトンを5分間はめる」という謎の罰ゲームを行うことに。
しかし、まったく会話が成りたちませんでした。語彙は少なすぎるし、文法は知らなすぎるし、何も話せず。こりゃアカンとソッコーで辞めました。
在仏10か月
CV持ってった企業から「フランス語がもっと話せるようになったら雇う」と言われ、語学力アップのために夫婦でフランス語会話に再挑戦。今度は夫が英語で話すことに慣れてしまい、英語しか出てこず。つられて私も英語になる始末。前回挑戦した時よりは会話が成立するものの、言いたいことが出てこずストレスめっちゃ溜まり、結局8割くらいは英会話。
在仏1年~2年
フランス語と英語のあいだを行ったり来たり、うろうろ。普段の会話はフランス語でなんとか成立するけど、口論になるとどうしても早く言葉が出てこないので、英語に切り替わる。 あと、仕事がはじまってからは職場で嫌というほどフランス語を聞いて帰ってくるので、へろへろになってしまい、「家では英語にしてほしい」と私がギブアップ。しばらく職場:フランス語、家:英語の状態で乗りきってました。
現在
渡仏から2年半経ち、初めて夫とフランス語で口論し、しかも勝利(?)したことに感動。約半年の職場体験でだいぶフランス語に慣れ、ようやく夫婦の会話もフランス語が8割くらいになりました。ついポロっと英語や日本語が出るときもありますが。今わたしのフランス語レベルはB1くらいです。
この記事で何が言いたかったかというと・・・
もし、周りのフランス人から「パートナーとはフランス語で話さないと」と余計なお世話みたいなことを言われても、別に焦って今すぐフランス語に変えようとせんでもトライ&エラーと勉強をつづけてればそのうち話せるようになる、ってことが言いたかったのです。
もちろん現地語を話せるようになることは、生活を送るうえで大切なことだと思いますが、パートナーとの会話は意思の疎通や歩みよりが第一だから、別に共通言語変えにそんな焦る必要はないよな、と過去に焦った経験のある自分は言いたいです。
投稿者プロフィール

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フランス西部にて夫と二人暮らし。
アメリカ留学後、都内英語スクールで講師をしていました。
現在はライター&占い師としてフリーな働き方を模索中。
深く掘り下げる太陽さそり座、情報伝達が得意な月ふたご座です。
ULLA名義の占い個人鑑定はこちらから受け付けています。
https://profile.coconala.com/users/1649409
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