皆さんこんにちは!
そして、明けましておめでとうございます。
ふらんぽんに足を運んでくれてありがとうございます。フランスで頑張るもの同士、いや、頑張らなくても全然うまく行ってるよーという方も、日本から生暖かく見守ってくれている方も、実りの多い年になりますよう。
さて、先日のマカロンの記事。年明けというこのタイミングで私もなんだか色々考えさせられました。
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後半で触れている人との繋がりである「綱」。日本で生活していると、みんな自分の綱をいくつも持っているのが当たり前。それが故にいい年して外国に移り住んできたのを機に、その綱が激減したのを目の当たりにし、愕然とするわけです。
こちらに住む人は皆さんは、どんな人間関係のつながりを持ってるのでしょう?
疑問に感じたついでに、私の持つ人との繋がりをちょっと振り返ってみました。
渡仏初期
まずは移住してきてすぐに学校に通い始めたので、クラスメイトが繋がりの強い人達。2年間通ったので、同じく長期で通った人たちとは励まし合って頑張ってきたしてきたという連帯感も強かったのを覚えています。
私が昔留学してたときからフランスに残っているふらんぽねーずなどもいて、その頃からの付き合いも続いています。学校って言うのは人と出会う格好の場だなと改めて感じました。
同世代のフランス人では、夫の友達に時々会いましたが、言葉がまだ不自由で深い話もできず、っていうか自分に自然とできた友達とも違い、あんまり身近に感じることもできず、結局あんまり仲良くはなれませんでした(爆)
夫の絡まない、自分の仲間、というのはやっぱり大切ですね。
仕事を始めて
人間関係に変化が出てきたのが仕事をスタートさせたときです。
日本や留学生に興味があるフランス人ではなく、ごくごく普通のフランス人との交流が生まれたのがこのタイミングでした。
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フランス語はまだ覚束ないこともあったのですが、同じ仕事をする中で、言葉を超えて仲間意識を持つことができたように思います。
この辺が、何かを一緒にやり遂げることの強みですね。
仕事じゃなくても、習い事やアソシエーションへの参加などで、人との距離がぐっと近づく、という経験がある人も多いんじゃないかな、と思います。
そしてもう一つの大きな変化が、よく行くお店のスタッフと仲良くなってきたこと。マルシェの八百屋さん、お肉屋さん、お花屋さん、近所の漁師さんちの奥さん…
お店と客、という立場でもあり、込み入った話をするわけではないのですが、週に一度は顔を合わせ、元気?家族はどうしてる?バカンスは?と軽い会話。日常的に話ができる人がいることが案外気分転換になり、これって結構大事なことなんじゃない?と思いました。
5年が経過し…
2017年は、渡仏5年目になりだいぶこちらの生活に馴染んだこと、子どもが産まれたことが重なって、現地の人との交流がこれまで以上に増えた一年でした。
まずはお医者さん、助産師さん、保育士さんなど、医療・育児関係者、それからベビーマッサージやスリング教室で一緒になったママたち。一人ひとりとは「綱」と言うほど強いつながりではないですが、これらの方々とやり取りしたり、体に関する個人的な話、相談などを沢山したことで、自分が社会と繋がってるなーと今まで以上に実感。
続いて、ご近所さん。これまではご近所さんとのコミュニケーションはほとんど夫に任せていたのですが、日々子連れで出歩いているので、近所の方に良く声をかけられ、立ち話くらいはする人がちょっとずつ増えてきました。
同じく、赤子に声をかけてくれるスーパーのスタッフなんかとも仲良くなり、レジではいつもちょっとしたお喋り。フランスに来た頃はお客さんとくっちゃべってる店員を見てはため息をついていたものですが、気づけばそれを自分がするように!?ちょっと衝撃をうけました。
そして、いつも変わらないふらんぽねーず。
こちらに住んでいる日本の方や、ふらんぽんメンバー、そしてふらんぽんにコメントをくれたり読書会、座談会などに参加してくれてやり取りさせて頂いた皆さん。
私個人はリアルのふらんぽねーずとの繋がりは薄いのですが(出不精で…)、やっぱり日本の人と会って気兼ねなくお喋りするとなんだかデトックスの様な効果があり、気持ちがサッパリする気がします。
似たような境遇に共感し合えたり、頑張ってる姿を見て励まされたり、はたまたただ下らない事を気軽に言い合って笑ったり、そんなことができる貴重な存在です。
そんなこんなで、すこーしずつ、フランスでの自分の世界が広がってきたかな、と感じる今。
今年はどんな出会いがあるのか?また楽しんでいけたらと思います!
投稿者プロフィール

- ワーホリ、留学を経て仏人の夫と結婚、2012年からコートダジュールの小さな町に住んでいます。地中海生活という華やかな字面とは裏腹に、夫の同僚からは「君たちじいさんばあさんみたい」と評される質素でローカルな暮らし。食べることに情熱を傾ける私と夫、幼稚園児の息子の3人家族。現在はパリ第1大学・通信課程で学びつつ、近い将来翻訳を仕事にすることを目標に修行中です。
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