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フランスの保育園を利用した日本人ママが驚いたこといくつかの話。

ぼんじゅーる。育児中のみなさま、日々の子育てお疲れさまです!
我が息子がフランスで保育園に通い1年が過ぎました。早いものです。
この1年の保育園生活を垣間見て「ああこれフランスっぽいな〜」と驚いたことをいくつか挙げてみたいと思います。
興味あるママ&パパさんにフランスの一保育園の雰囲気が伝われば嬉しいです。ではいってみよー!

1、ビズ攻撃

慣らし保育初日。慣らし期間担当の若い保育士さんと私と息子の3人きりになり、赤ちゃんルームで30分間遊びました。息子と保育士さんの絡みを徐々に増やしていきつつ、抱っこもされつつ、そしたらいきなり「チュッ♪」って音が。え?お前今何した?!と目と耳を疑いましたが、保育士さんがいとも自然に息子にチュッチュしてました。笑 フランス人夫に話たところ、ご飯を食べさせてもらったりオムツ変えてもらったりこれからディープな付き合いをしていく間柄だしビズくらいするだろー。とのこと。その後、他の保育士さんたちも何気ないときに子供達にビズしているのを見かけるうちに、プラスかマイナスかでいえばビズはきっとプラスの行為なので、いいか、いやむしろいいな、と思うようになりました。
こうしてかあちゃんも心の免疫ついたことだし、息子よ、保育園でたくさんビズやなでなでされて抗体をつけてすくすく育ってくれ!

2、給食がとってもフランス料理(笑)

当たり前ですがとってもフレンチな献立になっている給食。月間メニューをチェックするのが楽しみになるほど美味しそうで園児に混じって私も一緒に食べさせていただきたい。笑

とある日の献立は。。。

お昼

  • ジャガイモのサラダ
  • 鴨肉
  • サルシフィー(西洋ごぼう)
  • バゲット
  • プレーンヨーグルト
  • いちご

おやつ

  • バゲット
  • ブルサン(チーズ)
  • 洋梨

この日のメインの肉は地元で屠殺され保育園内で調理されてます。日によってはオーガニック野菜や地元生産品を使うなど食品の質にも配慮しているようでありがたいです。学校給食を全部オーガニックに切り換えた南仏の村がありましたが(『未来の食卓(Nos enfants nous accuseront)』)、そんなレベルまでいってくれたらもっとうれしいなー。

3、子育ての大変さをねぎらってくれる園長先生

1歳を過ぎ保育園へ預けることを決断。理由は息子がいると家事はもちろん時々入る在宅のお仕事が全くできない!そして昼寝はあまりせず夜は頻繁に起きるので疲れが日々たまっていく。。。(息子の寝姿には癒されるけど♡って、そんなんもんじゃ全然疲労回復おいつかんっ!)夫も家で仕事することが多いので、週2回9-17時で息子には保育園に行ってもらうことにしました。ということを入園手続き時に園長先生始め事務の方、保育士さんにお話すると、、、
「それは大変だったわねー。これで少し仕事ができるでしょー、よかったわねー」と歓迎モード。園長先生は「気分転換にショッピングとか美容院とか映画見たいとか、そんな時があればとりあえず電話くださいね。空きがあれば預かれるから。1時間とかからでもいいからねー。」と、とってもお母さんに寄り添ったお言葉をいただき、嬉しかったのを覚えてます。
というわけで、息子の慣らし保育が終わり、本預けが始まるやいなや大至急夫とレストラン(1年以上ぶり)に駆けつけ、食後速攻家に戻ってテレビドラマ鑑賞しました。笑

さて、親は大満足している保育園なんですが、当の本人は保育園行きをどう思っているのか?まだ自分の気持ちを言葉で伝えられないのでわかりませんが、とりあえず最初の頃は朝のお別れで毎回大号泣されてました。そんな息子を見て母は胸がしめつけられる。後ずさりしながら思いっきり手を振りつつ保育園を去る、という愛の劇場を繰り広げてましたが、息子もさすがにだんだん馴染んできたようです。同年齢の子たちへの関心も強くなってきているし、いろんな遊びや季節の行事を体験できたり、家ではできないことがたくさんなので、息子にとっても良さそうだなと親は思ってます。

ではまたー!

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