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【フランスで育児】実際に使ってみて便利だったベビーグッズ3選

こんにちは!

ふらんぽんでは様々なオンラインイベントを開催していますが、

人気イベントの一つが、出産・育児に関するもの。

それだけフランス在住のママ・プレママが多いということでしょう。

 

さて今回は、子どもが幼稚園児になりベベ時代を完全卒業した私から

これまでを振り返って便利だったフランスのベビーグッズを紹介してみたいと思います。

 

ちなみに、私は日本での子育て経験ゼロですし、日本を離れた時は

まだ友人間でも赤ちゃんがいる人が少なかったので

日本の現実を知らないところがあるのですが、どうかご容赦ください!

【便利グッズその1】ボディ(Body)

https://fr.freepik.com/photos/bebe">Bébé photo créé par freepik - fr.freepik.com

https://fr.freepik.com/photos/bebe”>Bébé photo créé par freepik – fr.freepik.comより

フランスの赤ちゃんで、これを着ていない子はいないといえるほど。生まれたての新生児から3歳くらいまでみんなが来てる「ボディ」呼ばれる下着です。

日本で言うコンビ下着というのに似ているのですが、おしりをくるんと包んでくれる形で、股の下でボタンを留められるためバタバタ動き回る赤ちゃんでも脱げたりお腹がはだけたりせず、めちゃくちゃ便利。

下着としてお洋服の下に着せる以外に、夏場はボディ一枚ですごす赤ちゃんも多く、どの家庭でもまさにヘビロテです。だからこそデザインのバライティも豊富で、そんなボディ姿の赤ちゃんのかわいらしいことといったら。

私は一度、フランスのユニクロで購入したことがあります。日本でも販売しているお店があるようなので、日本在住の方もぜひ活用してみてください!

【便利グッズその2】リニモン(liniment oléo calcaire、通称liniment)

こちらは、おしりふきクリーム。

フランスでは、おむつ替えの際のおしりふきにはこのクリームまたは水が使われています。

水って

ってツッコミはちょっと置いておいて・・・

このリニモン、オリーブオイルを主原料としたとろりと柔らかいクリームで、赤ちゃん用に販売されているものはビオ(オーガニック)のものが大半。とてもナチュラルな製品なのだそう。オリーブオイルで作られているだけあって、保湿効果も抜群で、我が家では子どもが下痢などをして特におしりが荒れてしまったという時以外ほとんどおむつかぶれ用のクリームの出番がありませんでした。中には自家製のリニモンを使うママもいるらしく、ネット上ではレシピも公開されています。私はチャレンジしたことがありませんが、コチラのレシピでは、熱湯とオリーブオイル、少々の蜜蝋で作ることができるそう。

使い方は、このクリームを乾いたコットンに少しのせ、赤ちゃんのおしりについたうんちやおしっこをぬぐうだけ。油性クリームなので、ウンチもつるんと取れてラクチンです。

ちなみに、フランスでもランジェットという呼び名でウェットシートが売っていますが、赤ちゃんのおしりふきとして使うのはあまりオススメで無いよう。どうしても保存料などの添加物が入ってしまうため、赤ちゃんの肌に良くないという理由なのだとか。こういったシートは日本で言う「ウェットティッシュ」という感じで、赤ちゃんの口の周りや手をふくのに使う人が多いようです。

ところで、上に書いた「フランス人は水で赤ちゃんのおしりをふく」って話。冗談ではなく、実際にこれでおしりふきをしている人も結構多いようです。ただコットンに水をつけておしりをふくという、とーっても単純な利用方法。水で湿らせたコットンに軽くリニモンを付けて、という人もいるようです。小さい水のボトルをおむつ替えをする場所に常に置いておいて、その水を使って、という人が多いようです。

冬場は冷たい水をおしりにつけたくなかったのと(お湯をその都度取りに行く余裕もなく・・・)、水がポタポタ垂れるのがイマイチで、我が家ではリニモン一本だったのですが、コットン+水ってのは経済的かつ一番ナチュラルな方法かもしれませんね。

【便利グッズその3】ジゴトーズ(Gigoteuse)

私が日本でも普及してほしいと思っている便利グッズ第一位はジゴトーズ。

日本の方は聞きなれない言葉かもしれませんが、要するに

寝袋

turbulette(チュルビュレット)とも呼ばれています。

この中に赤ちゃんを入れて、チャックでジーっと閉めるだけでねんねの準備は万端!

フランスでは乳児にまくらや毛布を与えないよう産院や保健所で指導されます。自分で自由に動けない赤ちゃんが寝具のせいで窒息するのを避けるためなのでしょう。

そこで一般的なのがこのジゴトーズ。

何が便利って、動いても動いても、毛布のようにはだけないこと!

気付いたら頭と足がさかさまになって寝ていた!なんてアクロバティックな寝技(?)を披露してくれるこの小さなベベ達。夜中にお腹が冷えてないか、毛布が呼吸の邪魔をしていないか、ママとしては心配な所ですよね。ジゴトーズのおかげでその点を気にかける必要が無いというのは、ただでさえ慌ただしい生活で疲れている乳児期にとても重宝しました。

ボディやジゴトーズは、日本のアマゾンで調べてみたところ販売されていたのですが、リニモンだけは日本では出回っていないようで、そんな発見もちょっと面白いですね。

さていかがでしたか。日本と比べて不便なことだらけのフランスですが、中にはこんな便利なものあるよ~と紹介させていただきました。

投稿者プロフィール

みきてぃ
ワーホリ、留学を経て仏人の夫と結婚、2012年からコートダジュールの小さな町に住んでいます。地中海生活という華やかな字面とは裏腹に、夫の同僚からは「君たちじいさんばあさんみたい」と評される質素でローカルな暮らし。食べることに情熱を傾ける私と夫、幼稚園児の息子の3人家族。現在はパリ第1大学・通信課程で学びつつ、近い将来翻訳を仕事にすることを目標に修行中です。
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ワーホリ、留学を経て仏人の夫と結婚、2012年からコートダジュールの小さな町に住んでいます。地中海生活という華やかな字面とは裏腹に、夫の同僚からは「君たちじいさんばあさんみたい」と評される質素でローカルな暮らし。食べることに情熱を傾ける私と夫、幼稚園児の息子の3人家族。現在はパリ第1大学・通信課程で学びつつ、近い将来翻訳を仕事にすることを目標に修行中です。

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