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【フランスで育児】子供が花粉症。Désensibilisationという治療が気になる!

みなさま、ぼんじゅーる!

ただいまフランスは花粉がすごいですねっ!
こちらの花粉情報サイトでも6月上旬現在、フランス全土がほぼ真っ赤!

困りました、うちの息子(4歳)が花粉症のようです。

そんなある日、Désensibilisationという治療について聞き、気になったので少し調べてみました。

子どもの花粉症発症から治療内容まで書いてみたいと思いまーす!

発症は3歳。主治医からはアレルギー検査は時期尚早と言われる。

花粉症の始まりは去年5月末。ある日、息子が目の痛みを訴え、それと同時に目が充血、目の周りが腫れあがる、しばらくするとサーッと症状が引くという日が続きました。

私も夫も花粉症ではないため、最初は全く気付きませんでした。しかし、そのうちくしゃみを連発したり、やたらと鼻血を出したりが続き、これはまさか、と思って花粉症の友人に聞いてみると、『ちょうど今がイネ科(Graminées)のピークでむっちゃしんどいよ』とのこと。がーん!

日本に住む友人の子供は4歳の時に血液検査でアレルギー源を突き止めてもらっていたので、すぐに息子の主治医に連絡し、血液検査をお願いしました。しかし主治医いわく『アレルギーの原因を突き止めるのって複雑なのよ、息子さんは検査するには低年齢すぎるから、とりあえず様子見てもう少し大きくなったら検査してみなさい。』とのことで、点眼液と鼻洗浄スプレーを処方されて診察終了。仕方ないのでワセリンを目鼻の周りに塗ったり、換気のタイミングに気を付けるなど、できる範囲の対応で花粉の季節が去るのを待つのみでした。泣

そして今年。去年と同じ時期に同じ症状が出る。

去年の花粉症疑惑が未解決のままなので、今年はイネ科花粉をかなり意識していましたが、案の定、花粉予報サイト通りに花粉量が増えると同時に鼻詰まり、くしゃみ、目の腫れという症状が出始めました。これでもう息子は花粉症なのだと確信。念のため、学校にも子供が花粉症らしいことを伝えておきました。そして去年に引き続き、ワセリンを塗る、鼻洗浄をする、、と思いきや、今年の息子は鼻洗浄を断固拒否。この一年で鼻洗浄への恐怖心が芽生えてしまったようです。鼻詰まりで夜泣きするようになってしまいました。

そんなある日、Désensibilisationという治療の話を聞く。

同じイネ科の花粉症で苦しむママ友との花粉話中、初めて耳にした治療。『Désensibilisationを試してみたら?私は症状が和らいだよ。毎年2月から始めないといけないんだけど、今年はタイミングを逃して今辛いんよ』とのこと。実は過去にふらんぽんでも記事があった

調べてみるとDésensibilisation(舌下免疫療法)は5才から治療が可能で、治療に数年を要するとのこと。アレルギーの元となる物質を少しずつ体内に吸収させ各器官を慣れさせて徐々にアレルギー反応を減少させていくそうで、舌下から液状または錠剤を服用します。

アレルギー症状を抑えるという対処療法でしかない薬への依存を減少させ、他のアレルギー発症リスクを予防することもできるらしい。ネット上では効果が微妙という情報も見ましたが、少しでも改善する可能性があるのなら試してみたいところ。治療を始めるにはまず主治医に相談し、血液検査を行う。その結果次第でアレルギー専門医(Allergologue)を紹介してもらい、詳しい検査を行って舌下免疫療法に移るという流れが一般的なようです。

現在4歳半の息子なので、近いうちに主治医に相談してみようと思っています。続報があればまた書きまーす!yumlabの主治医のように却下されないといいですが!爆

花粉との戦いは始まったばかり。予防、対策法があればぜひ教えてください!随時情報を載せていきたいと思っています!

ではまたー!

参考:https://asthme-allergies.org/images/Guide-de-l%E2%80%99enfant-allergique-Edition-2018.pdf