ライフ, 毎日の暮らし

滞在許可証10年申請 2020−2021版

ふらんぽねーずのみなさん、ボンジュール!お久しぶりのRodyです!

バカンスシーズン、我が家は日本にも帰国できず、北フランスにずーっといます。泣

なんとなんと、今年4月に滞在許可証10年を手にすることができたのです!しかし、長かった…。今回は申請時からの流れや予想外の書類提出についてお話しきます。

昨年9月に書類提出

フランスに住んで5年以上経過している場合、10年の滞在許可証の申請ができます。前の滞在許可証は2年でしたが、すでに在仏5年以上経っていて、フランス人配偶者、そしてフランスで生まれた子供たちがいますので10年の申請をするため書類集めを必死でやりました!

基本は各地域の滞在許可証申請先によるリストに沿って、書類を用意します。私が住んでいるのは北フランスですので、その地域の県庁のホームページから必要書類のフォームをダウンロードしました。

私が住んでいる北フランスはエリアが広いため、県庁南支部があり、そこでどうやら手続きができるいう情報を入手して、念の為南支部へ電話で問い合わせました。

が、フランスあるあるの、職員は書類をどこで受け付けるのかわかっていなくて、北フランス県庁本部に郵送しろというではないですか!うーん、まあそういうなら送るけどと郵送して待つこと2週間。なんと書類一式送り返されてきました!

メモには「あなたの住んでいる街に県庁南支部があるので、そちらで手続きしてください。」

ほらー!電話で問い合わせたのに!と、フランス生活お馴染みのたらいまわし。

返送されて来た時にはすでに私の滞在許可証の期限は過ぎていて、えーっと私不法滞在?とちょっとドキドキしながら毎日を過ごしていました。郵送の不手際があってはいけないので、直接県庁南支部に書類を持ち込み、庁内のポストに投函。

順調にレセピせを受け取る

さすが支部だけあって、そんなに外国人がいないのか、混み合っていないのか、数日でレセピセ(仮滞在許可証)が郵送で届きました。

レセピセが届いたということはこれで10年ビザがもらえる可能性がぐーんとあがり、気持ちも穏やかに待つこと数ヶ月。3月に県庁へ出向く召喚状が届きました。噂では知っていましたが、フランス語レベルをチェックされるという呼び出しかな?と。それプラス、なんと予想外の書類の提出を要求されました。

フランス人の子供の親という立場の場合

私のビザはのSituationがフランス人の子供の親として登録していたので、そのままの状態で10年のビザを申請しました。ビザを取得した当初はパートナーとはPACSの関係でしたので、よりビザがおりやすいフランス人の子供の親というふうにしていました。結婚したのは昨年ですが、Situationを変更するともう一度2年のビザしかもらえないという話も聞いたことがあったので、ここは変えずに申請しました。ただ、書類の中では結婚したということでPACSから婚姻関係に変わった書類は書きました←ややこしい!

召喚された日に追加で持っていかなければいけなかった書類に、直近での住居証明書(申請時から半年経っているので)、子供が本当に現地校に通っているかという通学証明書、病院に子供を受診させるときに母親である私が予約をとっているかを確認する書類(意味不明!)がありました。病院に子供を受診させるときに母親である私が予約をとっているかを確認するドクター発行の書類の意味がよくわからず、主人もこんな書類にいちいち答えてたら馬鹿らしい!予約をとっているサイトのコピーを持っていけばいい!という主人の勝手な判断で当日そうすることにしました。

受付の女性は、召喚状に書かれてある必要事項をチェックするだけなので、とりあえず受け取るけれども判断は上司がするのでわかりませんとだけ答えられました。あとは、簡単な文章を音読させられ、指紋をとってその日は終了。

10年ビザ受け取り当日

そこから1ヶ月後、ビザを受け取りに来るように県庁から手紙が届きました!

が、またここで追加書類。どうやらビザはできていてもらえるようなのですが、今度は私が子供を本当に学校に送り迎えをしているかという証明書の提出を求められました!←もうほんと意味不明!その上、今まで提出した書類の原本一式。

そこで長女の幼稚園に私の名前を入れてもらった通学証明書、次女の託児所にも同じ内容の書類製作をお願いして県庁に提出しました。ここまでしないと移民は疑われるんですね!

書類提出してもチェックもしないし、受け取りのサインしてーといわれ、職員同士はおしゃべりに夢中。こんなんでビザ発行していいんかい!って思いましたが、なにわともあれ無事に10年いただけたので良しとします!

まとめ

今回、コロナ禍の外出規制中での申請でしたので、郵送でかなりスムーズに手続きができた方ではないかと思います。

これで10年滞在許可証については考えなくていい!というフランス生活からストレスの原因が1つ減ったのでした!

投稿者プロフィール

Rody
仕事のため日本に住んでいた現在のパートナーと出会い、1年半の遠距離を経て2014年渡仏。パートナーとは6年間のPACS期間を経て2020年に結婚。2年間大学付属の語学学校でフランス語を勉強したのち2016年に長女、2018年5月に次女を出産。現在フランスでの2歳差育児に奮闘中。趣味はロッククライミング、生花、茶道。プライベートでは、在仏日本女子のためのアロマ&カラーアートナビゲーターとしてSAKURA BLANCを立ち上げる。
ブログはこちら⇨ https://profile.ameba.jp/ameba/sakurablanc/
インスタはこちら⇨ https://www.instagram.com/sakurablanc.fr/