こんにちは!
フランスで仏人夫と結婚生活をスタートさせて数年の新米主婦マカロンです。今日はざっくりとフランスでの国際結婚生活について感じた事を書いてみたいと思います。
はい、まずは仕事のこと
結婚を機に旦那が住む田舎町に引っ越して就職活動を開始したんですが、全然見つかりません。
半年経っても依然求職者だった私。
そんなある日、義理親宅へ里帰りしてみんなでご飯は食べていたときに私の仕事探しが話題にあがりました。
「仕事探しはどう?そろそろ年金の積み立てだって始めないといけないしねぇ。」ときたもんだ。
そうです。フランスでは共働きがデフォルトってのは義理親世代(60代後半)から引き続いている大前提。結婚しても女性はフルで働くのが当然という認識です。
そんな親を見て育った息子(我が夫)には当然ですが、「オレがお前を喰わしてやる。お前は家庭をしっかり守れ。」っていう発想はありません。
しかし、いくら仕事を探しても見つからないという現実。「オレが喰わしてやる以外の道はない」という旦那の悟りと「旦那に喰わされる以外の道は今のところない」という私の悟りがほぼ同時期にリンクして以来、両者間では問題ないんですが、結婚しても女性がフルで働いてるのが当たり前な社会において、嫁がほぼ専業主婦ってのはフツーではなく、わりと深刻な問題として第三者には捉えられちゃいます。
そんなこんなで、まずは経済的に自立して当然だ!という意識を持っていることは大切です。
そして実際に経済的に自立していることも外国人妻にとってはとても大事です。
なんせ私たちって「フランス国籍の配偶者と婚姻関係にある限りあんたをフランスに住ませてやるよ」っていう身分ですよね。
じゃ、もしそのフランス国籍の配偶者がいなくなっちゃたら私たちどーなるの?
人生何が起こるかわかりません。
移民である私たちは極力自力で自分の身の安定を築くことが大事!
究極の理想は就労ビザを持てるくらいの仕事に就いていることでしょうか、、、と、就労ビザどころか安定した職すら見つけられる見通しが全く立っていない私は思っております。
はい、お次、家庭!
フランスの男性は家事をよくやるとか言います。確かに、周りの男性陣頑張ってます。
でもやっぱり女性が圧倒的に動いてますよ、家の中で。
フランスでは女性も外で働くのがデフォルトだけど、家事のメイン担当も女性。女はつらいぜっ!
はい、3つ目、女磨き。
フランスでご結婚された日本女子のみなさま、結婚前から離婚を想定した財産分与に関する契約書の作成でどん引きしませんでしたか?
私は背筋凍りつきましたよ?結婚する前から離婚の話するのかよっ!って。。。
道端ではアベック(古いぞ!)たちがブチュブチュやってるし愛の国とか代名詞もついちゃってるけど、離婚率は高いフランス。誓った愛を貫くよりも別れを選ぶのね、それもあっさりと。。
まあ愛が消えた相手と一緒に過ごすのは時間の無駄です。結婚崇拝してませんし離婚否定はしません。しかしやはり離婚したときの現地人(フランス人パートナー)と外国人の私たちでは受けるダメージ、背負ってるリスクが異なりますよ。
そりゃなんといっても滞在許可証よ。
これがないと仕事ができないどころかフランスに住み続けられない。そしたら今までフランスで築き上げた生活基盤はどーなるの?
日本に帰国もありだけど、生活基盤を一から作り直すの大変よ?ま、やるっきゃないけどね、必要ならば。
というわけで、ラブラブなカップルでいることはとっても大事!相手にとって魅力的な女性でいつづけることは必須!一口に女磨きといっても色んな方向性がありますが、「女磨き忘れるべからず!」なのです。
こんな感じでフランスで女やってくのも大変ですが、だからこそやりがいってもんもあるさ。
(ほんとにあるのか?!いや、あるさ!)ちょっとずつがんばってまいりましょ!
そしてお互い楽しいフランス結婚生活過ごしましょ!
ではまた!
投稿者プロフィール

- ブルゴーニュの小さな町で夫と4才の男の子と一緒に暮らしています。フリーランスで翻訳業。ベランダ菜園始めました😊
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