ボンジュール!
隣にいる夫が食べてるスモモから生きた幼虫が出てきて飛び上がったマカロンです。
夫は私より飛び上がってましたが。
こんな私たち夫婦。今年で結婚生活4年目に突入しましたが、ますこのPACS記事を読みながら我ら夫婦も当初は結婚よりPACSを選びたかったことを思い出しました。
しかしなぜ結婚を選んだかというと、、、
付き合い始めでラブラブ(ってこの言葉はもう死語?)絶頂期だけれどお互いをまだよく知らない。
だからこそもっと一緒にいたい。
しかし外国人の私には滞在許可書の期限というハードルが。。。
結婚するにはお互い不確かだし、もし離婚するとなったらお金かかって手続き大変らしい。
それならとりあえずPACSしたいねーとお互い同意して情報探すも、最低一年同棲しないとPACSはできないらしい。涙
私の滞在許可書の残りは一年を切ってるし。。。
日本に帰国したらすぐにはフランスに戻ってこれないだろうし。
どーしよか、うーむ。。。ええい、こーなったら結婚しちまえ!えへ。
というわけで、2人で一緒にいるための解決策が「結婚」しかなかった。という成り行きで結婚しました。人生バクチかよっ!?はい、バクチなんです、少なくとも私たちの結婚は。。。汗
結婚に至る理由が超現実的な問題で周りにどん引きされました。
さて、PACSできなかった私たちですが、現時点で振り返ってみると「やっぱりPACSができていたらな〜」と後悔することもないかわりに(これからもそんな後悔しないことを祈るのみ!)、「思い切って結婚しちゃって良かったな〜」という思いも特にありません。とりあえず2人での暮らしを続行できているので良かったな、という感じです。
私と旦那の当人たちは納得しているからいいのですが、この私たちの結婚に至るまでの経緯を説明された家族や友人たちは「大丈夫なのか!?」と心配なようでした。(ま、そもそも「絶対に大丈夫」はこの世にはないさっ!爆)
さらに感じたことがあります。それは、人ってものは結婚と聞けば自然と「愛に満ち溢れたロマンチックストーリーを求める」ものだということです。ってのも私たちの第1の結婚理由があまりにも現実的だったので、この話を聞かされた人々は神妙な顔つきに。。。
かくいう私もこうした認識があったようで、そのことに気づかせてくれたのが夫の周りへの結婚宣言。家族や友人たちへ結婚を告げる際のセリフがこれでした。
「マカロンの滞在許可書が切れちゃう都合でうちら結婚することに決めた」
っておいっ!
「僕たち大恋愛の末に、、、」とかそんなメロメロなセリフは求めていない。しかもお前が言ってることは事実かもしれない。しかし、せめてもう少し「一緒にいたいから」とかさりげなく感情面も含めてオブラートに包んで説明しろよっ! って思ったんです。
まあ、一緒に暮らしたいという2人の思いが端を発しているのは明瞭だし、あえてそれを口に出す必要はないのかもしれません。
というわけで、PACSができずにバクチ結婚(?)に踏み切った私は今、「いいじゃないか〜、結婚に踏み切った理由が滞在許可書だって。滞在許可書というハードルを抱えている日仏カップルは2人にとって都合の良い制度を選べばよいさ〜」って思ってます。 大事なのはそのあとの2人の暮らしっぷりですよね。
結婚4年目は2人で過ごす楽しい時間を前年より増やすぞ〜!
ではまた〜!
投稿者プロフィール

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ブルゴーニュの小さな町で夫と4才の男の子と一緒に暮らしています。
フリーランスで翻訳業、さらに完全インドア趣味で家にこもりっきり。血の巡りその他もろもろが気になってきたのでお家ヨガやお家エアロビで最近いい汗かいてます。現在引っ越し目前にて断捨離どんばまり中。
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