みなさんこんにちは!ますこです。
先日フランスの結婚式のカタチについてご紹介しましたが、
今回は「結婚パーティー」についてです!
パーティーをするかしないかは自由
これは日本とおんなじ!
パーティーするかしないかはパートナーや家族とよく話し合って自分たちで決めます。
絶対やらなきゃいけないわけでもないですし
パーティーの費用を抑えて新婚旅行にお金を使いたい!というカップルもたくさんいます。
しかもフランスの民事婚は日本と違って婚姻届けを出して終わりではなく、
市役所で議員さん立会いのもとちょっとしたセレモニーのような形状をとります。
(詳しくはコチラ)
そのためわざわざパーティーしなくても…と思う人も結構いるようですよ!
二人の意見をしっかり出し合って、やるか、やらないかを決めましょう。
カクテルパーティー
民事婚や教会婚のあと、披露宴までの間に行われることが多いカクテルパーティー。
日本の披露宴にあたるものは仏語でRepasルパ=食事と呼ばれますが、
カクテルパーティーはVin d’honneur(ヴァン・ドヌール)。
立食形式で飲み物と一口サイズの軽食、しかもしょっぱいものから甘いものまで揃っているのが特徴的。
というのも、カクテルパーティーにのみ呼ぶ招待客がいるケースが多いから。
例えば会場の大きさの関係で披露宴への招待客の人数制限がある場合や
披露宴はごく親しい人々のみで行う場合など
友人知人、同僚との歓談の時間が持てるのがこのカクテルパーティーとなるわけです。
また、あまり仰々しいお祝い事はしたくないけれど、来てくれた招待客との時間が持ちたいということで
披露宴はしないぶん、カクテルパーティーだけ行うケースも増えているようです♪
もちろん、カクテルパーティーをすっ飛ばして披露宴に突入!ということもアリ。
自由度が増えてきているのも嬉しいですね。
レストランでお食事パーティー
結婚式後、親族や友人を集めてお食事♪
お気に入りのレストランがある方や、アットホームな雰囲気でやりたい人に人気のパーティーのカタチです。
テーブルを予約して堅苦しくない雰囲気で楽しく食事を楽しむ方もいれば、
レストラン貸し切り・デコレーションも自分たちでやる・DJ呼んで朝まで盛り上がるぜ!みたいな本格的なパーティーをやる方も。
人数が多い場合や、貸し切りにしたい場合は
早めの予約を忘れずに!!!
自宅や親戚宅でのパーティー
自分たちにゆかりのある地で時間を気にせず過ごせるのがこのパターン。
慣れた場所での食事となるので、肩肘張らず食事と会話を楽しめますよね。
親しい人だけを呼んで小規模なパーティーをやる人もいれば、
大きなお庭のある自宅(もしくは親戚宅)でイベントテントを設置して本格的なガーデンウエディングを開催するケースもあるんです。
会場を借りる費用もかからないだけではなく、
デコレーションアイテムの搬入も自分たちの都合で調整できるという利点も。
カクテルパーティーのみを自宅または親戚宅で行うカップルも少なくないようですね。
そう、お気づきの方もいらっしゃると思いますが
フランスの結婚式は民事婚、教会婚、カクテルパーティー、披露宴と場所を移動しながら行われることもしばしばあるんですよー。
日本のように入籍以外は一か所ですべて済ませてしまうことを考えると
フランスの結婚式って大変…と感じてしまうかもしれませんね。
Salle des fêtesなどの会場を借りてパーティー
伝統的なフランスの結婚披露宴と言えば、Salle des fêtes(サル・デ・フェット)!
これは、コミュニティセンターのような会場のことで
結婚式に限らずイベントやお祝いなど行事の際に利用されます。
テーブルや椅子なども用意されていることがほとんどですが、
クオリティにこだわって自分たちで借りるカップルも意外と多いんだとか。
日本の披露宴と大きく異なる点は、
会場のデコレーションはすべて自分たちで手配する!ということ。
近年はウエディングプランナーも増えてきているので一括(もしくは一部)でお願いすることも可能なようですが
予算がかさむこともあるため、自分たちで全部手配するよっていうカップルがたーくさん。
以前「フランスでの結婚準備その1~結婚が決まったらまずやること~」でもご紹介したTraiteur(トレトゥール)はもちろんのこと
会場の花やデコレーション、ケーキ(Pièce montéeピエス・モンテ)、楽曲の演奏
さらには司会進行やDJなども自分たちで手配!
身内や親しい友人に司会進行をお願いしたり、
知り合いに楽器が出来る人がいたら駆り出されたり…ということもしばしば。
そして食事がすべておわり深夜を回った頃に
披露宴会場はダンスパーティーとなり
朝方まで踊り続けるのです…
踊らず朝までおしゃべりを続けたり…
ひたすら飲み続ける人もちらほら…
フランスの結婚式ってほんと、体力勝負…!!!
(ちなみに食事が終わったら好きなタイミングで帰っても良いんですよ!ただそのタイミングが難しいよね…)
最近の流行り!?民事婚とは別の日に教会婚&パーティー
ひと昔まえまでは民事婚の日イコール教会婚&パーティーでしたが
最近では先に実家や現住地などの市役所で民事婚を済ませ、
別の日にリゾート地などで教会婚とパーティーを執り行うカップルも増えています!
民事婚は近しい親族のみで
教会婚&パーティーは友人や知人をたくさん呼んで大騒ぎ…なんてことも可能。
2回やることで親たちの希望、新郎新婦の希望を叶えやすいという利点もありますよね。
民事婚には親の付き合いのある人も呼ぶけど、パーティーは新郎新婦が本当に呼びたい人だけ呼ぶ、とかね(笑)
まとめ
様々な結婚パーティーのカタチを見てきましたが、いかがでしたか?
個人的には型にはまらずに執り行えるフランスのスタイル、嫌いじゃありません。
皆さんはフランスの結婚式、憧れますか?それともカルチャーショックですか?
投稿者プロフィール

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在仏4年目、フランスど真ん中オーベルニュ地方に住むアラサー女子「ますこ」です。
田舎と自然とおいしい食べ物をこよなく愛すぽっちゃり系。
旅行に料理に音楽に…広く浅く様々なことに興味津々。
人と関わることが大好きです!!
仕事:市関連の短期アルバイト(不定期)、ライティング(旅行、美容から海外取引までジャンルも様々)
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