語学学習が極めて苦手な私、ダリアによるサヴァイバル・フランス語講座にようこそ。
フランス人の友達がほしいあなた、周りに日本人がいなくてフランス人の友達を作らなきゃヤバイあなたに捧げる、コミュニケーション力がアップするフランス語講座のはじまり、はじまり~。
とにかく大事、基本は挨拶
第一弾の今回は、基本の基本、あいさつから。
友人・知人のフランス人が誰かと立ち話しているところに通りかかったとします。
「ボンジュール」と声をかけたのに、友人は話に夢中で気づかない。
あれ?もしかして、無視された?
なーんて弱気になってはいけない!
強気にいけ、強気に!声が小さいんだよ!
いや、かなり大きな声でも無視される時はあります。
なぜなら、フランス人は相手の眼を見て会話するから。しゃべってる時はほんと、周りが見えていません。故意に無視してるんじゃなくて、本気で気づいていない可能性大です。
カフェとかで、フランス人たちがどうしているか観察してみてください。
相手が誰かとどんなに熱心にしゃべっている途中でも、強気に間に入ってボンジュール!ビズ!そしてその友人・知人としゃべってる相手にも(それが初対面の人であっても)ボンジュール!ビズ!しているのを良く見かけます。
強引だなぁ・・・でも、フランスではそれがマナーのうち。それにこうやって友人・知人の輪を広げているという見かたもできます。
日本人的配慮で、声をかけたら会話の邪魔じゃないかな、どうしようかな?なんて気を使ってそっと通り過ぎてたら友達 は増えないぞ!
郷に入っては郷に従え。「ボンジュール」は大きな声で、相手の視界に割り込み、相手の眼を見て言いましょう。これで返事がなかったら、その人は友達でも知人でもない他人かもしれません・・・。
定型あいさつに+αでハートを鷲づかめ!
サリュー、ボンジュール、ボンジュルネ、ボンウィークエンドなどなど、基本のあいさつを交わすフランス人と、さらに親しくなりたい場合。
定型あいさつに+αでめっちゃ好感度を上げる魔法を教えましょう。
この+αとは、相手の名前です。
「ボンジュール、マリィ」「サリュー、シルヴィ!」みたいな。
ガイジンっぽいでしょ?けっこう恥ずかしいです、日本人的には。
でも、試してみてください。
相手の反応が違います。ニコッ!って、目で笑いかけてくれます。
去り際はオウム返ししないで、ネイティヴっぽく
たとえばパン屋でフランスパンを買ったとします。
いやいや、ここはオサレに、「ブーランジュリーでバゲットを買った」としましょうか。意味は同じですけどね。
お会計を済ませると、店員さんはあなたに、「ボン・ジュルネ!(いい一日を!)」と言いました。
さて、どう返事をしましょう?
正解は、「メルスィ、A vous aussi ア・ヴ・ゾシー(ありがとう、あなたもね!)」
頭では例文を暗記していても、フランス語初心者はついつい「ボン・ジュルネ!」に「ボン・ジュルネ!」とオウム返しをしてしまいがち。
「ボン・ジュルネ!いい一日を!」
「メルスィ、A vous aussiア・ヴ・ゾシー(ありがとう、あなたもね!)」
「メルスィ、Au revoir (ありがとう、さようなら)」
「Au revoir (さようなら)」
これでやっと立ち去れます。長い!めんどくさい!なんて投げ出さずに、早口言葉の練習だと思ってゲーム感覚で挑んでみましょう。ちなみにパン屋のお会計後の場合、この「あいさつ2往復」は1秒以内にしないと非常にグダグダ感が漂います。
友人・知人との別れ際もこれと同じ(親しい相手ならA toi aussiア・トワ・オシー)。
まだフランス人の友人・知人がいないアナタは、パン屋で特訓してください!
次回のサヴァイバル・フランス語講座は、旅行会話。
結論から言うと、「旅行会話はむしろ必要ないんじゃない?」って内容になる予定です。アナタの語学習得意欲を一気にダダ下げるフランス語講座、お楽しみに~!
投稿者プロフィール

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フランス語・英語通訳案内士。
合計7年間のフランス滞在で、ワーホリ、語学留学、学部留学、美術館でスタージュ、修士号取得、フランス人とPACSなど様々な経験をする。2017年日本に完全帰国し、大阪市在住。得意分野は観光、文化芸術分野。旅と美術館巡りを愛する。そんなダリアの日常ブログはこちら。
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