フランスで語学留学する前に、まず準備すべきこと。それは、日本にいる間にできるだけフランス語力を高めておくことです ! 今回は、「そんなことは分かってるけど、高めるって、どうやって?」と納得いかないあなたに、これだけは押さえておくべき、たったひとつのことをご紹介します☆
フランス語初心者がフランスの語学学校に行くとこうなる
まず、初心者クラスに入ってしまうと、授業では「今日は水曜日です」だの「昨日、映画館へ行きました」だの、NHKラジオ講座【入門編】4月号レベルの内容を学習することになります。
先生はフランス語しかしゃべってくれないので、たいがい説明すら意味不明。
そしてクラスメイトは全員自分と同レベルなので、授業時間以外は英語でコミュニケーションしてしまう。
せっかくフランスまで来たのに、これじゃもったいないですよね。
即効で役に立つ~文法用語を丸覚え !!~
そこで、まずはこれだけ押さえておけ、と強くおススメしたいのが、文法用語です。
「半過去形」とか「男性名詞」とか、日本で習う文法用語は日本語です。
※半過去形…Imparfait 男性名詞…nom masculin
現地の語学学校でフランス語で授業されると一番困るのが、ここ!
「今日はImparfaitについて授業します」と言われて
「Imparfaitってなに??」って状態だと、完全においてけぼりです。
日本にいるうちに、日本語でかかれた文法書にフランス語訳を書き込んで丸暗記しちゃいましょう。
「接続法(subjonctif)の活用(conjugaison)を教えてください」
「このleは定冠詞(article défini)ですか、人称代名詞(pronom personnel)ですか ?」
こういう質問を先生にできたら、語学学校に通う価値があるというものです。
ネイティブとおしゃべりするだけなら、日本でただでエシャンジュ(ラングエッジ・エクスチェンジ)したがっているフランス人を探せばいい。
フランスの語学学校に通うメリット、
それはFLE(français langue étrangère、外国人へのフランス教授法)資格を持ったネイティブの先生から、フランス語で授業を受けられることです。
せっかくなら、そのメリットを最大限に活用しましょう☆
おまけ☆うっわ、マジで ?無理 !とひいたあなたへ
語学力を伸ばすなら、やっぱ現地に行かなきゃでしょ。
つーか、現地行けば、わりとしゃべれるようになるっしょ?
そんな楽観的かつ行動力あふれるけど残念なくらい勉強が苦手そうなあなたは、語学学校に行くよりパリの日本食レストランでバイトするほうが語学力アップすること間違いなし。
バカにしてるわけではありません。学校に通う必要が無いタイプの人、いますから。ほんとに、サービス系で働いている人の語学上達スピードってハンパないです。
語学留学よりワーホリがおすすめです。
以上、語学学校で友達作りと思い出作りしかしなかった元・ダメ留学生のダリアがお届けしました。いや、楽しかったけど、今思うと、ほんとお金と時間がもったいなかったです。
みなさま、留学は計画的に !
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投稿者プロフィール

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フランス語・英語通訳案内士。
合計7年間のフランス滞在で、ワーホリ、語学留学、学部留学、美術館でスタージュ、修士号取得、フランス人とPACSなど様々な経験をする。2017年日本に完全帰国し、大阪市在住。得意分野は観光、文化芸術分野。旅と美術館巡りを愛する。そんなダリアの日常ブログはこちら。
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