6月から始めたふらんぽんリレー記事の第2段は、私loc-envel(ロック・アンヴェル)がお届けします。
私がハマっているものは“陶芸教室”!!昨年9月から通っています。
陶芸をするのも、フランスで本格的に習い事をするのも初めて。なので続けられるかしら?という心配もあったのですが、今はもっと早くから通えば良かったと思うほど気に入っています。
テキトーさが心地よい
先生がその日作るものを決め、作り方の説明をしてくれるのですが、とにかく説明が少ないです。これフランスあるあるですよね?
でも始めたばかりで知らない陶芸用語もいっぱいあって、長々説明されるよりかえって良かったなと。
それでも聞き逃したりすることもあり、分からなくなった時は周りをキョロキョロ。他の人がやっていることを真似れば何とかなるのも陶芸の良いところ。
課題があるのに、「作り方を知っている」とか、「ただやりたくない」という理由で別のもの作っている人もいます。みんな自由~。先生も細かい事気にしていない様子。
とにかく個性的
誰かと被らないよう意図的に作っているのか?と思うほどみんなの出来上がりが見事に被らないwww
花瓶一つとっても「これ花どこに挿すの?」っていう奇抜なデザインもアリアリ。フランス人のセンスに刺激受けてます。
何とか私も個性を出そうと無理して奇抜なデザインを考え出そうとするのですが、私にはそんなセンスないらしい。。。チーン。でもディテールにこだわったり、細かな模様を描いたりするとやたら褒めてもらえたりして。どうやらこれが私の個性何だろうなと分かりつつあります。
楽焼って日本の伝統だけど・・・・
楽焼は海外で「RAKU」という名前で広く知られています。うちの教室は楽焼専門ではないのですが、3か月に1度だけ「楽焼の日」があり、初心者コース以外の人達も集まるため、いろいろな作品が見られます。
楽焼というと手捏ねで作った素朴な茶碗とかお皿を思い浮かべませんか?黒とか茶色の渋い色調の。でもうちの教室で茶碗やお皿を作る人はゼロ。まぁ茶碗は使う習慣ないからだけど・・・。
動物や人物像、わけの分からない(笑)でっかいオブジェとか、アクセサリーのパーツ作ってる人が多いです。色も鮮やか。楽焼ってこんなんだったっけ?
調べてみると楽焼は海外で様々に発展したようで、作り方や作風も日本とはだいぶ違うらしい。
良い仲間に恵まれた
習い事するのにこれって重要ポイントですよね。作品を作っている間、結構みなさん雑談しているのですが、私は一人黙々と土と格闘。
聞くことに集中すると手が動かないので。でも、私が黙っていると気にかけてくれて「loc-envel、大丈夫~?」と声をかけてくれたり、出来上がった作品を褒めてくれたり。本当に有難い。
また前述した「楽焼の日」は日頃会わないベテラン組の人達もいるのですが、初対面でも作品を通してだと気軽に話しかけることが出来ます。質問したり、褒めあったり。
同じ趣味を持つとこんなに簡単に仲良くなれるんですね。
陶芸は土を触ると癒されますし、集中することで頭が空っぽになりネガティブな考えや雑念が無くなります。お勧めですよ。
以上、私がハマっている陶芸のお話でした。
投稿者プロフィール

- 留学したパリで縁あって仏人と結婚。約10年間日本で結婚生活を送った後、2012年にブルターニュへ移住。航空業界・旅行業界での勤務経験を活かし、モン・サン・ミッシェルとレンヌで日本人グループの通訳兼アシスタント業に従事。趣味は彫金、ジェルネイル、教会巡り、自然散策。訪れたブルターニュの教会は50超!?
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