Dinan(ディナン)で7月23日と24日にFête des Remparts(フェット・デ・ロンパール/城壁祭)が開かれます。まだ2か月も先のお祭りですが、個人的にとても好きなお祭りなのでぜひ日本人にも参加してもらいたいと思い、夏の旅行計画に間に合うよう早めに紹介することにしました。
2年に1度のお祭りなので、今回を逃すと次は2年後!!
Dinanは観光地としてとても有名な町で、見どころは旧市街をぐるりと取り囲む城壁と、古い街並み。colombage(木骨壁構造)と呼ばれる外壁に木枠を露出させた中世の独特の建築物がたくさん残っています。
お祭りはこの旧市街の雰囲気を利用した中世の時代祭りで、2日間にわたり様々なイベントが開催されます。毎年大人気の馬上試合を取り入れた演劇、中世の格好をした人達によるパレード、楽器演奏、ダンス、工芸作りの体験などなどもりだくさん。
そして、町の中をぶらぶら歩くだけでも楽しめるのがこのお祭りの良いところ。
イベントを運営している人達はもちろん、出店の店員、普段は普通のカフェの店員さんや、町の住人までこの日は中世時代の格好をしています。そして訪れる観光客も。
もちろん普通の格好で来ている人もいますが、いくつかのイベントは衣装を着て行くと無料になる為、多くの人が仮装しています。コスプレ好きが多い日本人は絶対楽しめるお祭りなので観光ツアーが出来ないかなと密かに思っています。
浴衣で参加したらフランス人にウケるかな?と毎回思うのですが勇気が無くてまだ試していません。どなたか是非浴衣か着物で参加してフランス人の反応を教えて下さい。そして着物でもイベントが無料になるかどうかも知りたい・・・。
以下は前回2014年に撮った写真です。印象的だったものを並べてみました。
迫力満点の馬上試合 フランス人ってこういうの好きみたいです。いつも会場は満席です。
ロバに荷物を運ばせる女性と荷車に乗せられた子供達。子豚連れている人もいました。
荷車の中で大人しくぬいぐるみで遊んでいる姿がかわいかった
ちょっとコスプレ感が強すぎて中世時代から離れている感が否めませんが、この3人は衣装が似合っていて目立っていました。左の悪魔のお面を付けた男性は、目つきも鋭く迫力満点。真ん中はジャンヌ・ダルク?小柄な方でしたがスタイル抜群。右は酒場の女性?日焼けしたセクシーな背中で男性の目をくぎ付けにしてました。
黄色と黒のコントラストが目立っていたペアルックのカップルと、チェイン・メイル(金属の鎖を繋ぎ合わせた鎧)でペアルックの親子。
物乞いや囚人などリアリティある扮装をしてお祭りを盛り上げてくれる人達。 地べたに寝転がっている人達が血だらけでリアル過ぎて怖いくらい。。。
ちょっと小太りの体型と衣装が妙に似合っていたおじ様達。それぞれ違うデザインの帽子を被りとってもお洒落。酒場へ繰り出す相談でもしているみたい。
Dinan はパリからTGVに乗りRennes(レンヌ)で下車(2時間)、その後レンタカーで50分です。 モン・サン・ミッシェルからもほど近く、車で50分。モン・サン・ミッシェルからは電車とバスを乗り継いで行くことも出来ます。
投稿者プロフィール

- 留学したパリで縁あって仏人と結婚。約10年間日本で結婚生活を送った後、2012年にブルターニュへ移住。航空業界・旅行業界での勤務経験を活かし、モン・サン・ミッシェルとレンヌで日本人グループの通訳兼アシスタント業に従事。趣味は彫金、ジェルネイル、教会巡り、自然散策。訪れたブルターニュの教会は50超!?
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