今回は、前回のベルギーの記事(せっかくフランスに居るのだからベルギーに行ってみよう①)の続き。印象に残ったリエージュと、ブルージュの観光場所や町の様子を書きたいと思います。
リエージュのお勧め観光場所
リエージュの観光地ランキングでは下位でしたが、私が一押しのEglise Saint-Jacques-le-Mineur (サン・ジャック=ル=ミヌー教会。
もう教会に入った途端、天井にくぎ付け!!
こーーんな高い天井の全てに草花の模様が描かれているのです。勿論手描き。
そして曲線が交わった部分には人の顔が。ものすごい数の顔に見下ろされているーー。
内陣の天井装飾は更に凝っていて、たくさんの天使に囲まれたキリスト像。ちょっと盆踊り踊っている風に見えるんだけど。ぷぷぷっ。
24倍ズームのカメラでギリ撮れるか撮れないかの高さでした。視力0.8の私では肉眼だけで詳細を見るのは無理。きっと2.0の人も無理じゃないかなと思うのですが、昔の人は肉眼でちゃんと見れたってことかな?すごい。
聖職者の座る椅子の肘掛部分。頭は人で身体は鳥。
椅子の腰掛部分の裏にある装飾。聖職者の椅子の後ろにはエロい装飾がされていることが多いのですが、普段は見えないように椅子を下ろしてあるのです。
リエージュの町の印象
リエージュの人達はとっても親切。でも治安は結構悪いかも。アル中っぽい人がフラフラしてたり、物売りや物乞いがカフェのテラス席に入って来ることもたびたび。
住宅街ではドラッグらしきものを打とうとしてる若者2人に遭遇!「今忙しいから邪魔しないでねと言われてしまった」
怖かったーー。人の多い道を選んで歩きましょう。
ブルージュのお勧め観光場所
運河クルーズはみんなが薦めるだけあって、あっちをみてもこっちを見ても写真に収めたい景色ばかり。
運河沿いにはカフェがたくさんあるので、良さそうな所に目星をつけて、お茶やビールを飲みに行くのがブルージュの楽しみ方の一つかも。
でも私が滞在中入り浸っていたのはMinnewater (ミンネワーテル・愛の湖)公園内にあるお城のテラスカフェ。
遠目からは近寄りがたい雰囲気。でも値段はとっても庶民的。でもそれにはちゃんと理由があるのです。セルフサービスで現金のみ。メニューは飲み物だけ(裏メニューでフライド・ポテトとワッフルがあるらしい)。そして働いているのはおじいちゃん、おばあちゃんの3人組。居心地が良くて滞在中ここで毎日ビールを飲んでました。
ブルージュの町の印象
ものすごーーく観光地化された町。でも決して嫌じゃなかったです。町はきれいだし、観光客しかいないので危険な雰囲気はまるでなし。客引きもしていないし、サービスもいいし、レストランもどこも美味しいし。昼間は人が多いけど、日帰り観光客のいない朝夕は静かなので、数泊するとより良さを実感できるかも。
パリ北駅からブルージュまではタリスで片道36€。安い!(時期によって違います)紅葉を見に、そしてビールを飲みに是非!!
投稿者プロフィール

- 留学したパリで縁あって仏人と結婚。約10年間日本で結婚生活を送った後、2012年にブルターニュへ移住。航空業界・旅行業界での勤務経験を活かし、モン・サン・ミッシェルとレンヌで日本人グループの通訳兼アシスタント業に従事。趣味は彫金、ジェルネイル、教会巡り、自然散策。訪れたブルターニュの教会は50超!?
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