フランス, 旅行
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せっかくフランスに居るんだから、イタリアに行ってみよう!②

前回の記事で、仏伊国境に住むフランス人がこぞってイタリアへ遊びに行っている様子を紹介しました。今回はそんなお出かけにオススメな国境の街をいくつか紹介します!

 

1.Sanremo(サンレモ)

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ニースから高速で東へ向かうこと1時間。小さな港町に到着します。
イタリアでも名の知れるリゾート地で、イタリア人のグループ観光客に出くわすことも。海と、イタリアらしいカラフルな建物が良い感じにマッチしたここは、気分転換にフランスから足を延ばすのにぴったりです。

到着したらまずは気になるカフェを探してみましょう。ここでイタリアンエスプレッソを堪能します。

一息入れたら、細い路地を歩きながら町の中心にある室内マルシェ(Mercato)へゴー!

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フランスではあまり見かけない旬の野菜があったり、地元産のワインやパスタ、ソースなどがずらりと並んでいて、じっくり見て回りたいところです。

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私は日帰りで訪れる場合、ここでその日の夕食を調達します。
ハム類、お総菜パン、生パスタにバジルソース・・・と気分に合わせてチョイス。

本場のパルメザンを買うなら、市場の隣にある広場のお店がオススメ。
italie3お願いすれば味見をさせてくれるのが嬉しいです。
Piazza Eroi Sanremesi, 34, 18038 Sanremo

街を堪能したらお腹がすいてきますね。というわけでランチへ。
レストランが至る所にあるので、食べたいものや雰囲気で自由に選べます。

私のオススメはこちら。
Il Mulattiere
Via Palma 11, 18038, Sanremo, Italie

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サンレモの旧市街の中にある小さなお店。前菜とパスタで10€のムニュが定番。また、別オーダーになりますが、手作りのデザートが絶品です。

そうそう、このサンレモは熱海市と姉妹都市だそう。なんかそういわれてみれば景色が似てる!?

 

2.Ventimiglia(ヴァンティミリア)

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ウィキペディアより https://fr.wikipedia.org/wiki/Vintimille

主に電車で行く場合にアクセスがいいのがこちらのヴァンティミリア。
ニース駅から直通、1時間弱で7.7ユーロです。

サンレモと比べるとごちゃごちゃしていて、のんびりした雰囲気はあまりないのが残念なのですが、それでもマルシェやレストランを目当てに出かけてくるフランス人がたくさんいます。
駅から海へ向かう途中にあるマルシェは、やっぱりおいしいものが揃っていて見逃せません。

私は行ったことが無いのですが、在仏の日本人の間で評判とよく耳にするのがこちらのレストラン。
Pasta&Basta。
Passeggiata Marconi 20, 18039 Ventimiglia, Italy

写真を見てみると・・・超おいしそうですね!

 

3.Dolceacqua(ドルチェアクア)

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市のサイトより http://www.dolceacqua.it/

ちょっと志向を変えて、山の方へ。
ヴァンティミリアから約20分ほど車を走らせると見えてくる城塞の街です。
ゆったりした川と村、背後の丘の緑が美しくマッチして、くつろいだお出かけにぴったり。
村の中は重厚な石造りで中世の雰囲気がまんまんです。村は30分もあればぐるっと見て回れるほど小さいのですが、カフェやレストランが結構充実しているのでのんびり過ごすことができます。

ドルチェアクアを堪能したら、近隣の村に足を延ばしてみるのもひとつ。
個人的にはさらに10分ほど山の方へ向かった所にあるRocchetta Nervinaという村が好み。

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人気が少なくて、村の奥に行き過ぎると完全に廃墟・・・!!本当に中世に来てしまったのか?という錯覚・恐怖感と隣り合わせの体験ができます。ちゃんと手入れされているエリアは、とってもかわいいですよ。

このあたりで宿泊したい方にはこちらのB&Bが超オススメ。
La Pecora Nera
Via degli Ulivi 18/20 18030 Rocchetta Nervina IM Italia

温かいおもてなしに、素敵なインテリアの部屋、手作りの食事が嬉しいレストラン・・・と特別な週末を過ごすのにぴったりで、いろんな方にぜひ遊びに行ってほしい所です。
※レストランはハイシーズンのみのオープンらしいので要チェック

 

と、楽しい所がいっぱいのイタリア国境付近。
南仏在住の方はもちろん、フランス各地や日本からバカンスで来る方にもぜひ!
そうそう、イタリアに入るとフランスよりもスリが増えるそうなので、お荷物に注意しながら満喫してきてくださいね。

投稿者プロフィール

みきてぃ
ワーホリ、留学を経て仏人の夫と結婚、2012年からコートダジュールの小さな町に住んでいます。地中海生活という華やかな字面とは裏腹に、夫の同僚からは「君たちじいさんばあさんみたい」と評される質素でローカルな暮らし。食べることに情熱を傾ける私と夫、幼稚園児の息子の3人家族。現在はパリ第1大学・通信課程で学びつつ、近い将来翻訳を仕事にすることを目標に修行中です。

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