エールフランス/KLMが設立したJOON(ジューン)がいよいよ12月1日から運行されます。
そこでJOONについての情報を集めてみました。メディアに発表されていること、HPから得た情報、そして知人の内部関係者?から聞いた話もちょこっと混ぜて紹介しまーす。
まずJOONって?
JOONは、エールフランス/KLMが「18歳から35歳のミレニアル世代 (インターネットが普及した時代で育った世代) をターゲットに立ち上げた妹ブランド。
エールフランスの品質はそのままに新しいサービスの提供を目指すそうです。決してLCCではありません。
ミレニアル世代を意識したサービス
全ての座席にUSBポートを設置
長距離路線のビジネスクラスにはVRヘッドセットを導入
AIRBNBと提携
そのほか、マイカーを旅行中に貸し出すことで、空港のパーキング代が無料になる なんていう変わったサービスも導入されているようです。
カジュアルで斬新な制服
これまでのエールフランスのシックなイメージとはかけ離れた、カジュアルなスタイル。
青と白のボーダーシャツや、アンクルパンツ、スニーカーなどを取り入れています。
男性はポロシャツ、女性は丸首のカットソーのようなトップス。ネクタイもスカーフも無く、すっきりとしていて動きやすそう。
女性の足元はスニーカーの他にバレエシューズもあります。選べるのはいいですね。長時間労働だし、機敏に動かないといけない時もあるので、ヒールのない靴、好感が持てます。
決定している運航路線
現在予約の受付が開始されているのは12月1日から運行の4路線。パリ・シャルル・ド・ゴール発着のバルセロナ(週51)、ベルリン(週37)、リスボン(週28)、ポルト(週3)です。
増便というわけではなく、これまでのエールフランス便の代わりにJOONが運航されるようです。値段はどの路線も片道49€~。ヨーロッパ内って意外と安いんですね。
ポルト行ってみたい。
因みに上記4路線には、オルリー発着でエールフランス/KLMの独立企業であるLCCのトランザヴィア(Transavia)航空が運航していますが、これは12月以降も残すようです。
長距離路線
2018年夏にはブラジルとセイシェルに運航することはHPで発表されていますが、予約はまだできないようです。
それ以外の長距離路線はまだ発表されていません。
でも、日本へも運航されるかも?という話があること知ってました?
日本のメディアでは一切語られていませんが(私が見落としただけ?)、7月にJOONについて発表があった時、フランスのメディアではこれに触れているところもあったのです。
「日本行き」という曖昧な書き方ではなく、“HANEDA”と“OSAKA”と記されていたので真実味がありますね。
知人の話では長距離路線については11月末に決まるそうで、日本行きが運航されるかどうかもその時に分かるのだとか。
羽田がJOONで成田がエールフランスになるのかな?なんて勝手に想像しています。次の一時帰国で利用できるといいな。
投稿者プロフィール

- 留学したパリで縁あって仏人と結婚。約10年間日本で結婚生活を送った後、2012年にブルターニュへ移住。航空業界・旅行業界での勤務経験を活かし、モン・サン・ミッシェルとレンヌで日本人グループの通訳兼アシスタント業に従事。趣味は彫金、ジェルネイル、教会巡り、自然散策。訪れたブルターニュの教会は50超!?
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