海に囲まれたブルターニュ。島もたくさんあって、夏になるとたくさんの観光客が訪れます。今回は「バカンスは大自然の中で過ごしたい」という方におすすめの島をいくつか紹介したいと思います。
Belle-Île-en-Mer(ベル・イル・アン・メール)
ブルターニュの最大の島で、観光地として非常に人気が高く、クロード・モネをはじめ多くの有名人に愛された美しい島です。
オフシーズンの人口は5,000人程ですが、バカンスシーズンになるとその人口はその5~6倍に。
アクティビティーも豊富で、カヤック、スキューバダイビング、サーフィンなどマリンスポーツ以外にも、乗馬、ゴルフなど様々なスポーツが楽しめます。
宿泊施設も充実していて、お手頃価格のキャンプ施設からタラソテラピやスパ付きのお城のような佇まいの豪華ホテルまで、予算に合わせた滞在が可能です。
島へのアクセス・・・向かいの半島Quiberon(キブロン)から船が一日12往復(オフシーズンは5往復)
片道料金(大人)・・・15€ 所要時間45m
キブロンからは他にGroix(グロア島)、Houat (ウア島)、Hoedic(オエディック島)へ行くこともできます。
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Ouessant (ウエサン島)
フランス北西端にある島で、島の沖合にあるJument(ジュマン)灯台は、2004年フランスで上映された「L’Équipier (灯台守の恋)」の舞台となっていることで知られています。
島にはJement以外に4つの灯台があり、北部にあるstiff灯台はフランスで最も古いものです。手つかずの自然が残る島内は、自転車をレンタルして回るのがおすすめです。
島へのアクセス・・・ブレストの港Camaret、Lanidut 、Conquetから船がそれぞれ一日1往復
※Conquetのみハイシーズンは一日3往復
片道料金(大人)・・・Carrmetから 13.50€ 所要時間 90m(Conquet経由)
Lanidutから 17.50€ 所要時間40m
Conquetから 13.50€(ハイシーズンは17€) 所要時間45m
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Bréhat(ブレア島)
ブレア島は連なったメインの2つの島と、その周辺にある80以上の小島や座礁からできています。島内は歩いて回れるほどの大きさで日帰りで十分楽しめます。
車が禁止されているため、とても静か。海の景色はもちろん美しいですが、この島で目を引くのはブルターニュらしい石造りの民家とその庭先に咲く紫陽花。そして小道に植えられたキイチゴやミモザ、ユーカリの木などが織りなす景色です。
島へのアクセス・・・Ploubazlanec (プルーバズラネック)から14往復(オフシーズンは8往復)
片道料金(大人)・・・10.30€ 所要時間10m
ブレア島にはErquy(エルキ) 、Saint-Quay-Portrieux(サン・ケ・ポートリウー) 、Binic(ビニック)からの船もあります。
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行ってみたい島はありましたか?忙しい毎日に疲れたら、島の美しい自然で癒されてみてはいかがですか?
投稿者プロフィール

- 留学したパリで縁あって仏人と結婚。約10年間日本で結婚生活を送った後、2012年にブルターニュへ移住。航空業界・旅行業界での勤務経験を活かし、モン・サン・ミッシェルとレンヌで日本人グループの通訳兼アシスタント業に従事。趣味は彫金、ジェルネイル、教会巡り、自然散策。訪れたブルターニュの教会は50超!?
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