こんにちは〜桃源郷帰りのちーゆーです。バカンスは田舎でのんびりしてきたんですけど、いや〜めっちゃいいですね、田舎！ビバ桃源郷！

さて本日のお題は、別にフランスが好きで住んでる訳ではないのだけど、たまたま嫁いだ先がフランスだったあなたに贈る、海外で自立するための目標設定について。ってめっちゃ長いタイトル…

なぜこの話を選んだかというと、まさに私の状況そのままだから！ 今回は資格取得を選ぶまでの目標設定の過程について書いてみたいな〜と思います。

これまでの人生

フランスに来る前は色々な仕事を転々とし好きなように生きてきましたが、三十路になり結婚してフランスに住み、将来は子供を持ちたいし、でも自分の納得のいく仕事をしていたいし、できれば働くスタイルなんかも、自分で決められるとなおいいな〜と欲張り（え？自分勝手？汗）な考えもあったりで、フランスでのキャリアをどうするか考えた時期がありました。

きっかけ

ドラマチックな出来事があって今の資格取得（WEBプログラマー）を目指すようになったわけではありません。ただ今思うと『これから先何をして生きていきたいか知りたい』と漠然と思っていたのかな〜と思います。実は簡単なようで意外とはっきりとこの『やりたいことを見つけたい。』というポイントに意識を集中させる事って大事なのかもしれません。引き寄せの法則的な（笑）

なぜならそのタイミングで『photoshopが使えれば仕事があるかも』という話を知人から聞いたからです。今となってはこの言葉である意味私の目標設定の基盤ができたのかな、という気がします。

必要なものを見極める

基本的に写真やイメージなどビジュアルに関するものに興味があったので、早速学び始めて、思い通りにビジュアルを加工する作業は楽しかったんです。それは新しい発見でした。そのうちに漠然とこの分野で仕事ができるといいな〜と思い始めました。

ただ、photoshopだけを使えれば仕事があるかと言うと、それだけでは不十分だということも段々分かってきました。その分野で働いている友人、知人にも相談して、最終的にプログラミングもできるならなおいいのでは、と思い始めます。

日本では本人のやる気とフットワークの軽さがあれば未経験でも雇ってもらえる可能性がありますが、ここはおフランス。ディプロム主義だし、資格は最低限持っておくべきものであるらしいと思い至ります。そこで現在通っている職業訓練所CnamのFormationに申し込んだのです。（過去記事参照）

（ただ資格やディプロムがあれば仕事がすぐに見つかるかと言うと、どんなディプロムを持っているかにもよりますし、資格＋経験が求められるのも事実です。目標を設定したからってすぐに資格取得に走ることをおすすめしているのではありません。よく状況を判断しましょう。）

やるせない時間

しかし、せっかく資格取得に動いても実際に資格を手にするまでには時間がかかります。つまりすぐに働ける訳ではない。全然関係ない（と私には思われる）科目も必須で受けなきゃいけないし、フランス語で専門用語だし、先生が言っている事全然理解できない時なんか特に『こんなことしてて本当に将来仕事を得られるのか？！』と不安になることもあります。 時間がもったいないとか、意外とCVを手当たり次第送ってみたら希望の仕事が見つかるのではとか、そんな淡い考えが頭をよぎるんです。そうなってくると『もしかしてこれ、時間の無駄？』と思い始めます。でもね、それは私の逃げなんです。

そんな時は授業で仲良くなった人たちに色々話を聞くことでモチベーションを保ちます。中には、未経験だけど新しい分野で働きたくて来ている人がたくさんいます。つまり私と一緒。そして未経験だしフランス語なので、授業がわからないのは当然じゃん！と開き直ります（笑） 完璧な人間ではないので授業についていけなくて落ち込んだり、愚痴ったりしますけど、最終的に『進むしかないし、だったらとことんやってやろーじゃないか！』というアツイ気持ちに立ち返ります。そしてあと少しで資格取得というところまで来ました。まだ終わりじゃないけど、よー頑張った、私！

まとめ

今回の記事で何を一番伝えたかったかと言うと、『やりたいことを見つけたい』と強く思う事が大切だということです。そんなこと思っても意味ないんじゃない？と思われるかもしれませんが、現に私の目標設定のベースになったきっかけはこの思考を持った事から始まりました。

行動力も度胸も自信があるけど目標がなければ進むべき方向もわかりませんし、その資質も宝の持ち腐れ。だったら、一つの手段としてこの『やりたいことを見つけたい』と強く思ってみると、目標が見えてくるかもしれませんよ〜