仕事, 働く
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はじめてフランスで仕事してみて感じたことあれこれ

みなさま、ボンジュール。
今年の秋にCDD 7か月がぶじ終了しました。長かったです・・・。満身創痍で終了した今回の仕事をとおして、今後フランスで働きたい人用向けに感じたことをあれこれまとめてみたいと思います。

※わたしの場合はフランス企業のオフィス、事務職です。また、あくまで一個人の意見です。

その1 やっぱフランス語は必要・・・ 汗

働きはじめて何をいちばん痛感したかって、圧倒的なフランス語力不足です。

日系や外資系企業なら社内公用語は日本語、英語なのかもしれませんが、やっぱフランスの会社は仏語必須でした。

いくら同僚ほぼ全員英語が話せるとはいえ、90%フランス人しかいませんので、フランス語でしか会話しません・・・。

自分でも、「このフランス語力ではマズイ」と思っていて、会社側の雇い止め理由も「フランス語力不足のため」でしたので、やっぱりお互いに「アカンな」と思ってたんですね~。

その2 働けたからといってその職種が合ってるかどうかは分からない

日本でも同じ事務系の仕事をやったことがあったのですが、同じ事務でも職種、環境によって向き不向きがあります。

日本では顧客とも対面で応対することが多かったのですが、フランスでは電話かメールでしかやりとりせず、書類に向き合うことが多かったです。

経験してみて初めて「自分はちゃんと顧客と対面で話す方が好きだな~」と思いました。
これは日本で転職する場合も同じことが言えますが、せっかく職を得ても、職種によって合う、合わないがありますね。この点はちょっと残念でした。

その3 リスニング力がのびた

フランス語力不足で辞めたものの、リスニング力はのびたと思います。

ひたすら、色んな人のフランス語を聞いて、作業しないと仕事になりませんので、習うより慣れろ状態でした。
実践でフランス語のシャワーを7か月間、浴びまくったかんじです。

しかし、スピーキング力はのびませんでした。なにせ仕事をする場。当たり前ですが、皆こっちが意見を言うのをそんなに悠長に待ってくれないんですね。だから聞くばっかりになってしまい、話す経験が少なかったです。

フランス語を話すときにスッと言葉が出てくる状態で働かないと厳しいな~と思いました。スピーキングは今後の課題です。

その4 失業手当の手厚さ

フランスだと雇用主からの雇い止めの場合、半年程度働いただけでも失業手当がもらえます。(※2017年11月現在)元のお給料の6割程度、しかも私の場合は働いていた期間と同期間もらえます。これはとてもありがたい制度だなと思いました。

日本だと長期間働いてもせいぜい失業手当は3か月ほどしかもらえないらしく、日本の知人、友人から驚かれます。
社会保障の手厚いフランスならではだな~、と思いました。

現在は、働いたあいだに貯めたお金で語学学校に通っています。いろいろ課題も見えた、はじめてのフランス就業体験、勉強になりましたよ。

 

投稿者プロフィール

ULLA
フランス西部にて夫と二人暮らし。
アメリカ留学後、都内英語スクールで講師をしていました。

現在はライター&占い師としてフリーな働き方を模索中。
深く掘り下げる太陽さそり座、情報伝達が得意な月ふたご座です。

ULLA名義の占い個人鑑定はこちらから受け付けています。
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